2.九条虎子という人間
白状してしまうと、二章を書き始めた段階ではこんなにデート部分が長くなると思ってませんでした。
これには理由があって、どうしても「89.夕暮れの遭遇。」をやりたいという気持ちがあったんです。そうなると、二人の決定的なシーンを目撃してもらわないといけない。そうなるにはやっぱりキスシーンでしょうと、ここまでは良かったんです。
だけどまぁ、虎子が踏み込まないこと踏み込まないこと。
踏み込んでくれるまで華ちゃんが色々とあの手この手を使い、最終的には本来登場予定になかった八代弥生というキャラクターの力も借りて、やっと意識してくれたという感じです。
自分で作っといてなんですけど、彼女を攻略するのは相当難しそうです。ガードが固すぎる。
彼女の今後については一応、一章使って話を書こうと思っています。
どこで差し込むのかはまだ不明。結構先の話にはなっちゃうと思います。今回まいた種が芽吹くまで今しばらくお待ちください。
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