第5話正義

修は悪魔狩りをすることに疑問を感じていた。果たして悪魔狩りは何者かに唆されているのではないか、と修は考えた。

「悪魔を守らなければいけない。七人のイケメンから外れなければいけない」

修の悪魔はこう囁いた。

「随分苦労しているな。猫を信じろ」と。

修の中のモヤモヤが吹き飛んだ。悪魔がそう言うと猫が歩いて来た。

「母さんのことか?」

と、猫は修に告げた。

「母さんは何で殺されたのか」

猫は黙っていた。猫は一言だけ話した。

「母さんはお前に望みを託した。仇をとってくれると信じ!」

修は望みを託されたことを知ると自分は正義だと信じることにした。

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