特殊道具研究部門

脅威 血液性の砂時計


血液性の砂時計とは

過去を含めた全ての生物とは一切合致しない正体不明な生物の頭蓋骨、逆関節の腕と足、そして肋骨があしらわれた円柱型の砂の入っていない砂時計です


血液性の砂時計の上部には鍵のかかったふたが着いており、蓋を開けることで中に液体をそそぐことができます

(目の細かい網が付いているため固体を入れることは不可能)


血液性の砂時計は中に血液を注いだ場合のみ様々な効果を発動させます


血液性の砂時計に血液を注ぐと血液は砂のように変化し、血液性の砂時計の上部に溜まり始めます


この砂のように変化した血液は血液性の砂時計から出さない限り決して変化しませんが、血液性の砂時計から出してしまうとすぐさま砂のように変化した血液は元の血液へと変化します


血液を入れ、蓋を閉め鍵を再びかけると、砂のように変化した血液は血液性の砂時計の下部へと落ちていきます

この際20mLにつき1分のペースで落ちていきます

血液性の砂時計の上部には最大で1Lもの血液が入ります


血液性の砂時計に血液以外の液体を注いだ場合、等しく消滅します。


血液性の砂時計内部で砂のように変化した血液が落ちている間、血液を注いだ人物に以下のような効果をもたらします


・肉体の耐えられる最高速度 150%上昇

・筋力 150%上昇

・使用した魔法の効果 50%上昇

・自然治癒能力 100%上昇

・自身の肉体の血液の製造速度 200%低下

・血液の収集衝動


これらの効果により、今までに使用した者は軒並み殺人鬼となり死刑となっているか、自らを傷つけ死亡しています


これにて報告を終了します


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昔から血に呪術的なものを見出して集める者は少なからず居た。今でもそんな者は数多くいる、やはり大事なのは使い方とやり方なのだろう

とある血術氏の言葉より

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