第5話 第3クォーター
「さあ、ハーフタイムショーの興奮もさめやらない静かな海スタジアムから、『ハイパーボウル2049』後半戦もローンスターズの元
エイクマンさん、引き続きよろしくお願いいたします」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
「さて、
後半戦はどんなところに注目してらっしゃいますか?」
「そうですね。まず、
「いまのところの両
「ブレイザーが
「レギュラーシーズンで、ともに素晴らしい成績を残している両
さて、後半戦はコイントスで
絶好調の
おっと、ところがここは攻めきれませんでした、
攻撃権は
ここまでは
「自分のチームのよいところを使うのはセオリー通りだと思いますが、ちょっと攻撃が単調過ぎたかもしれません。
それに、
ここまでの
「ただ、どうでしょう。また、ここでブレイザーがパス
レギュラーシーズンのゲームでは、ここまでパスが通らないブレイザーというのもちょっと記憶にないのですが……」
「先ほど、
そうなると
この状況のなかで同点に追いついたところが、さすがブレイザーという見方もあると思います。
あまりハードな
それでも闘志を失わないところは、さすが数々の
「そのブレーザーに、またしても
あ、でも、ブレーザーうまくかわして、投げた!
が、あー、なんてことだ!
インターセプト! インターセプトです!!
ブレイザーともあろう者が、1試合で2度目のインターセプトです」
「『ハイパーボウル』には魔物が
ベテランといえども、なかなかいつも通りに思うようなプレイができない……」
「第2
このインターセプトどう見ますか?」
「正直、頼みのブレイザーの2度目のインターセプトですからね。
両チームの選手への影響は、
ただ、後半戦とはいえ、まだ時間はあります。
まだ、
とにかく、
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