宇宙から来た!ピパパ

可須田無楼保 武威似

第1話 ピパパ、降り立つ

無限大のパノラマを描く大宇宙。

大宇宙

大宇宙

大宇宙

大宇宙……


「ピパパパ・・・・・」


「宇宙空間は、サミシイで、ごぜぇまぁぁぁぁす………」


「おや?あれは地球という星ですな!」

「少し遊びに行くでボンソワール!」


「ピパパパ・・・・」

「ピパパパ・・・・」



――そして、地球


「ぎゃああああああああ!!!!」

「た、大変だ!火事だああああああ!!!!」

「助けてくれえええええ!!!!」


時は二千二十二年 1月某日

のどかな公園…

火事。


「何してて火事なんて起こるんですかぁぁぁぁぁ!!!!」

「こっくりさんを砂場でしてたら摩擦熱で燃えてるんだなぁぁあぁぁぁこれがぁぁぁぁああああああ!!!!!」

「そんな所で、こっくりさんなんて、すなーーー!!!!」


すなー

すなー

すなー

すなー…


「砂…?」


この世界では言霊がめちゃくちゃ強いんすよ。


「すなぁあああああああああ!!!!!!」

「燃えてる上に砂の怪物になりやがったぁぁぁぁ!!!!」

「水もってこい!!!!4倍弱点をつけるぞおおおおおおおお!!!!!}


「砂カァ…」

「貴方は誰ですか?」

「私は


SAND SAND スナカー


砂の精霊です。」


「嘘つけエエエエエエエエエエエエエエエええエエエエ!!!!!!}


混迷を極めていた。公園ってさ…もっと平和なとこなのにサ。みんなも晴れた日には、20分くらい、公園でブランコ漕いでみようぜ。

ケツかゆくなるから。


「ブランコ…?」

「そ、そうか!ブランコのギコギコで対抗出来る摩擦熱を生み出して、ファイアーアタック!そうなんだな!?」

「いや…そこまで考えてないんだけど…何お前…」

「すいません…」

「おいおい、そんなこと言わなくてもいいんじゃな~い?」


彼は、激しくギターで、まるで全盛期のテクニカルなパワーバンドのように、激しく、激しくレクエイムをかき鳴らしながら、仲裁をした。


「そう…なのかもしれないな。」

思わず熱くなっていた……


こいつ誰だ?


そもそも俺は、今まで何人、登場人物を出したんだ?


俺は今、一体、何を書いてるんだ?


たすけてくれ・・・・


たすけてくれ・・・・


こわいよぉ・・・・・


「ピポポポポ!お困りのようですな」


君は誰だい?


「アタシはピポパ。宇宙から来た、宇宙人ぞなもし!」


う、ウ チ ュ ウ ジ ン?


「そんな原人みたいにならなくてもいいアル」


そ、そうか。今これを書いてるのが俺だから…

あ、ホントだ!画面をスクロールして冒頭を見たら、君がいた

んんんんんんん~~~~~~~~~~~~~!????????????


こいつ、『ピ パ パ』じゃねええかああああああああああ


「な、な、ナニィーーーー!?????」


お前、お前ーーー!!!

何がピポパだよ!

偽物がぁぁぁーーーー!!!!

ぶっ潰してやる!


      BATTLE START


「今から戦闘システムを解説するクリップスタジオ」

「敵の攻撃に合わせてキーボードのCボタンを押せばリフレクト成功!見事にダメージを与えれるでIpad」

「ただ…それ以外に攻撃する手段なんて、ピパパにはないで板タブ」

「では気合い入れて、行くで想像力ーーー!!!」


「ただこれゲームじゃねえから、Cボタンを押したところで意味がねええええええええええええ」

「うぎゃあああああああああああああああああああああああ」


     GAME OVER


【攻略までのワンポイントアドバイス】

そもそもキーボードのCをCボタンとは言わないだろ



―――――


く、暗いピポ…


ここは…コンティニュー空間でピポか…


ニトログリセリンが大量に置いてあるでピポ…これでだいぶリベンジが楽になるピポねぇ


本当にそれでいいピポか?


ノーベルがダイナマイトを開発したのは、そんな事の為じゃねえええええええーー!!!!!!


ピパパは、対話で世界を変える…


                          TO BE CONBU



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