考察系小説募集の企画にご参加いただきありがとうございました。
もし、自分がその選択を迫られたら。
私は、どのボタンも押したくないですね。
人殺しになりたくないし、自分一人にもなりたくない。
どうしても、というなら、比較的マシな赤いボタンにするでしょうか。
このお話でミソなのは、良い人と悪い人の定義がはっきりしていないことですね。
善を行う人ばかりが良い人とは限らない。その逆も然り。
つまり自分がとんでもない人を生かす(殺す)ことになってしまいます。
自分が選ばれなかった世界で、それを認識するのも嫌なことですね。
さて、少女が選んだ一万年の孤独。
それほどの間自己を見つめ続けるのは、私としては忌避したいことなのですが、敢えて選んだ少女は、どんな人間関係に疲れているのでしょう。
選択肢の意味より何より、そこが気になりました。
ありがとうございました。
作者からの返信
読んでいただいてありがとうございます。
星に感想までいただけて、大変に嬉しく思っております。
あの少女は部屋でベッドに寝ていましたが、どんなベッドだったのでしょう。
もしかしたらいろんな機械がいっぱいついたベッドだったのかも知れません。
彼女はそこから起き上がる事ができなかったのかも知れません。
夢の中で走り回っていたのは、その反動だったのかも知れません。
かも知れないかも知れないでは話は際限なく広がってしまいますが、
そこは本質ではないのでバッサリ切りました。
ただ、どんな状況に置かれても、一人で居たい人は一人で居たいのだ、
というお話でした。
今後もイロイロ作品を書いて行きますので、
また自主企画などどこかでお目にかかるかも知れません。
その際にはよろしくお願いいたします。
企画から来ました
なかなか示唆に富むお話ですね
一万年の孤独に耐えるか、現世で引きこもり死を迎えるか。
その時死んだ私はどこに行くのでしょうか?
作者からの返信
読んでいただいてありがとうございます。
死んだらどこに行くのでしょうね。
死後の世界があるのなら、
この人生を生きる意味などなくなってしまう気がしますが。