映画館で赤ん坊のギャン泣きを聞きたくないあなたへ

 映画館あるあるといえば、「赤ん坊のギャン泣き」。

 みなさんも、ご経験があるだろう。


 オレもシン・ゴジラを見に行ったとき、前の席にいた子どもが泣き出した。

 あの母親のいたたまれない表情をきたら。


 とはいえ、


「シンゴジは、ガキと見に行く映画じゃねえよ! 常識ねえのか!?」

「ジジイ世代が孫にも楽しまようと思って連れてくんな!」

「そもそも赤ん坊は、怖いから泣くんじゃねえ! 『暗くて』、『うるさい』から泣くんだよ! 寝られねえんだよ!」

 

 とは、言ってはいけない。

 たとえ思っていても、口にしてはダメ。

 それは「老害」に首までつかっている。

 映画を見る人口を減らす行為だ。


 また、マーベル系の映画を見に行くと、

「隣のガキが盛大にネタバレをかます」

 という災難まである。


 トビー・マグワイヤ版スパイダーマンでやられた。


 クモの巣で口をふさいでやろうと思ったわ。


 だからといって、


「子どもを映画館へ連れて行くのは、非常識!」


 なんていうつもりはない。

 

 映画館のような大スクリーンで迫力のある映像を楽しむ。

 子どものうちから、させておきたい経験なのでは? 


 では、何ができるのだろう?

 誰にも邪魔されず、映画を楽しむには?

 ましてや「お家時間」など、映画館にも入りにくくなっている。

 

 それでも、大画面での視聴は譲れないって人も多いだろう。


 そんなとき、オレは


「せや、早朝に映画を見に行けばええやんけ!」


 そう思い立ったのである。


 実際「レディ・プレイヤー・ワン」を見に行ったときに、やってみた。

 平日の朝6時に出発し、7時頃に視聴だったか。


 いやあ、快適。

 観客がジジババしかいねえ。


 席もスッカスカ。


 これはオススメよ。ポップコーンも並ばねえ。


 もちろん、子どももいない。


 ちょっとした、プレミアムシート感覚である。


 朝起きるのがツライかもしれないが、休日にぼーっと映画を見たいって方はオススメ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る