第9話

『艨艟 皇紀2862』



 ~予告編~



 日ノ本にて。


 関ヶ原が西軍優勢の引き分けで終わり、朝廷の仲介で和睦。

 敗戦責任で徳川没落。

 征夷大将軍を出せない豊臣政権は佐竹による幕府を承認、東西二大政党政治が発足する。


 朝鮮出兵の失敗を教訓に大陸へは不介入を国是とし環太平洋を領域とし進出、

 これも半島での教訓を元に(史実での帝国主義に拠らない)

 現地とは協調融和を基調としつつ欧州の侵略に共闘、

 大英帝国と時期を同じく私掠船を奨励、列強のアジア侵攻に痛打を与えつつ国富を得る。

 ハワイを通じ北米にも進出、これも現地との融和を果たしつつ

 欧米の進出に対抗、現住勢力を支援。

 意図せずして倭国、日ノ本、は東西両面で欧州の世界制覇を阻害する存在として成長する。

 他方、日本はパートナーシップとしてロシアと友好関係を進め

 日露安全保障条約を締結、大陸切り取り自由を承認しつつ欧州正面への牽制を図り、

 同時に、ロシアの海洋進出を積極支援し、

 自国への直接圧力を現カナダ方面へと誘導、ここでも欧州勢力と衝突するに任せる。(西の大英帝国、東の『大和及び武蔵、琉球アイヌ共和国連邦』東西シーパワー)

 こうして日本は領土的野心と無縁であるが故に対外的には広汎な影響力を持つに至るが

 (“琉球商人世界を駆ける”。商社に先んじて世界各国で暗躍する日僑)

 国内は安閑として旧態依然のまま時を過ごし

 (太閤秀吉のリベラルな気風を継ぐ大和、西日本が史実に比し大きく開明を推進するものの)

 国際情勢に即しない守旧派、幕藩体制を打倒改革すべく遂に国内で火の手が挙がる。



 世界に誇る「人材流入国家」ニッポン。

 “維新フラグ”を自ら叩ら折った日ノ本が歩む苦難、そして訪れる栄光の歴史



 坂本龍馬 VS 平賀源与



 MBM:Main-Battle-Michoshi


 坂本龍馬率いる薩長連合軍対幕府軍の戦い。

 戦史史上初の装甲兵器、秘匿名称「神輿」とは?!。

 男装の“歌舞伎”学者、平賀源与登場!。



 序 世界が絶賛!最優秀第五世代MBM「チハ」

  

  ・勝、坂本会談決裂

  ・世界恐慌 大英帝国の黄昏

  ・平賀機関

  ・ビスマルク暗殺未遂事件

  ・幕府方最後通牒

  ・「世界は息を呑むだろう」

  ・神輿、初陣へ。



 メインキャスト


 坂本龍馬:薩長連合軍幕僚次長


 西郷隆盛:薩長連合軍総司令


 勝 海舟:幕府軍総司令


 平賀源与:平賀源内の孫・憂国の女“歌舞伎”学者


 チ ハ :皇国第五世代MBM


 平賀光代:チハ開発計画主席技官


 モルトケ:ドイツ参謀長




 新春連載開始(予定) 

 

 準備中 期待せず待て!!

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