血統因子操作チート革命

ハーーナ殿下@コミカライズ連載中

第1話

プロローグ

傲慢な貴族「き、貴様のような下級市民に、魔伯爵であるこの私が決闘で負けるなど……」主人公に負けて現実を受け入れられない。

傲慢な貴族「くそっ! こうなったら、お前ら、こいつを殺せ!」血統のルールを破って十人の部下に命じる。

部下たち「…………?」貴族にむかってこいつ何を言っているんだ顔で無視。

傲慢な貴族「ど、どうして、魔伯爵の私の命令を無視する⁉」まさかの部下に混乱する。

主人公「はっはっは……忠実な彼らを攻めるなよ」嬉しそうに貴族を見下す

傲慢な貴族「な、なんだと……⁉」何が起きたか理解できない顔

主人公「自分のステータスを見てみろ」皮肉の顔

傲慢な貴族「私のステータス……だと? な、なんだ、これは⁉ どうして私の身分が〈下級市民〉になっているんだ⁉ 栄光あるグルーパ伯爵家の当主ある私が、どうして、こんな最下層の血統になっているんだ⁉」大混乱

主人公「お前の血統を少しだけ変えておいたのさ」ドヤ顔

傲慢な貴族「な、なんだと……お、お前の、その魔力は⁉」

主人公「これ以上は説明するのも面倒だ。それでは終わらるぞ!」強大な魔力を放つでヒキ



1話

 〈ゲート〉によって地球に異世界のモンスターが出現してから数十年経った20XX年。別次元のモンスターには核ミサイルや爆弾、戦闘機、戦車は全く効かず各国の軍隊は全滅。唯一、効果があるのは魔力に覚醒した人間が手に持ち魔力を込められる剣槍の武器だけ。

そのため魔力持ちのハンターが世界中で活躍し、高ランカーは〈魔貴族〉として高い地位を獲得。魔力の高さは両親祖父母の血統で決定され、この世界は血統重視の封建制と貴族制度が復活し格差社会となる。

そんな中、そのため貧乏な家庭の16歳の青年ユウジは生まれた時から“ゴミクズ”として、同級生からも迫害されていた。更に彼は仲間に裏切られ、モンスターの巣に落とされてしまう。



2話

裏切られて、モンスターに食われながら自分の血統の悪さと、血統主義の世界の全てを呪う。だが死の直前ユウジは謎の能力血統因子操作の能力に覚醒し、何とか窮地を脱する。

 《血統因子操作》を自分に試していくユウジは、これが“触れたモノ”の血統因子を改変できることに気が付く。成約はあるが自分の両親祖父母の因子を、自由に変えてパワーアップしていけるのだ。チートすぎる能力を使い、ユウジはこの不公平だらけの世界変革を誓う。



3話

まずユウジが変革を狙うは裏切ってきた傲慢なクラスメイトたち。だが彼らは有力な因子と職業で正面からは勝てない。更に同じ因子を得たとしても、数に勝る相手には勝てない。

だからユウジはある人物に会いにいく。この街で最強クラスの高ランクハンターのところに。隙がない高ランクハンターの裏をかき、ユウジは無事に手を触れて貴重な〈剣豪〉の因子をゲット。家で自分の因子を書き換えて、さっそくクラスメイトの待つ巣窟に向かう。



 《血統因子操作》者や物ではなく、“モノ”が対象

・レベル1:自分の因子を自由に何度も変えられる。因子は触れた相手からラーニング可能。つまり強者に触れることさえできたら、自分の同じ両親の血統をコピー可能になる。

・レベル2:他人の因子も触れた相手の操作可能。つまり仲間を強化でき、更に敵を弱体化も可能。戦闘でもかなり最強だが、レベル差があると触れることも困難。

・レベル3:“スキル”の血統因子も操作可能に。剣士と魔法使いスキルを組み合わせて、世界に自分だけのオリジナルのスキルを精製可能。

・レベル4:物の因子を変換可能に。乗用車を高級車に、高層ビルを一瞬で巨城に改造など可能。大きさや質量保存の法則や材料の制限はある。

・レベル5:物質の因子も操作可能に。鉄をミスリルやプラチナに返還可能。元素記号の制限はある

・最終回レベル6:歴史や世界の運命の因子も操作可能に


〈この作品のオリジナルさ〉

・血統を一瞬で変えて戦うオリジナルな設定

・現代社会に封建制や貴族制度が復活している世界設定

・主人公の敵は高位貴族や国王、大企業、高ランクハンター、ゲートシステムの構築者など、全方位が的な緊張感がある展開

・血統貴族制度という明らかに傲慢で不平等な世界自体が敵。

・この主人公も目的のために徹底的に突き進み、復讐も実行していく

・この主人公の特殊能力にも成約あるが、使い方しだいでは最強なところ。

・主人公と仲間の目的は違う時があり、人間模様が目をはさせない。



《主人公》

・名前/役割:ユウジ♂16歳/成り上がり爽快感担当

・性格特徴:個人主義で冷徹に見えるが、実は家族思いで人情に熱い

・能力:〈血統因子操作〉

・目的:血統社会と貴族制度の変革。不治の病の妹を救う

・第一印象:目つきが鋭い黒目黒髪の青年

・生い立ち:貧乏な家庭に生まれ、幼い時から“ゴミクズ”として、同級生からも迫害されていた。

ある日、クラスメイトに裏切られモンスターに食われてしまう。自分の血統の悪さと、血統主義の世界の全てを呪った直後、《血統因子操作》の能力に覚醒し窮地を脱出。世界の変革に挑む。

・作中行動:自分と家族を不幸に追い込んだ貴族制度を変革するために、どんな手段も選ばない。本人は冷酷を自称しているが、弱者に対して人情は厚いところがある(幼い頃から母親の格言で育ったから)。読書好きでちょっと厨二病的なところを、仲間にツッコまれる可愛いギャップもある。


〈設定の中での主人公だけの特殊性〉

・血統を一瞬で変えて戦う、戦術と戦略でチートな能力

・血統貴族制度の変革を!という唯一の革命者



〈主人公が困難をクリアする方法を簡潔に〉

・序盤はパワハラいじめ相手を、チート能力で爽快に撃退

・中盤以降は事前の念入りな調査して、各地区の悪徳貴族を倒して変革していく。

・どんな痛みや絶望でも諦めず、何度も立ち上がる意思の強さ



〈この作品の敵について簡潔に〉

・パワハラ貴族や悪徳領主、国王、大企業、高ランクハンター、ゲートシステムの構築者の女神など全方位的。


・勢力図:主人公たちダークチーム&正義を掲げる革命軍(融通の利かないライバルいる)

Vs

世界各国の王国、世界最強の帝国、世界軍需企業、介入してくる女神の使徒たち、突発出現モンスター



〈作品の戦闘シーンについて〉

主人公は派手な剣と攻撃魔法戦がメイン。基本的に主人公は対人戦がメインとなる。モンスター戦闘は素材集めや、巨大ドラゴンが街襲撃!などのイベントで。


〈緊張感を出すために設定〉

・《血統因子操作》はレベル1だと敵と同じ因子を得ても、主人公は数やステータスで負けるために勝てない。そのため敵よりも更に上のキャラから上手く因子を、リスクと頭脳を使い得る必要がある緊張感。


・《血統因子操作》はレベル2だと無敵に思えが、強敵すぎる相手は警戒心が強く手も触れられない。そのためリスクと頭脳を使い、相手に触れる必要がある緊張感。


・特殊な強敵には《血統因子操作》はレベル2が通じないため、アイデアや仲間の強化などが必須となる緊張感。


・巨大な王国や企業が相手になる場合は《血統因子操作》だけで勝てないために、アイデアや仲間の強化などが必須となる緊張感。





〈作品の展開パターン〉

・雑魚相手:相手がパワハラ攻撃してくる→主人公は相手に触れて《血統因子操作》を発動→相手を雑魚因子にして見下しワンパンする


・強敵が相手:レベル差があり過ぎて触れられない→特殊な因子をゲットする策を実行→自分の因子を強化→強敵を倒す→強敵の因子をゲットしてリスト入り


・悪徳領主や企業戦:相手のボスにパワハラ攻撃される→でも相手に近づくことすら不可能→知恵と《血統因子操作》を使い外堀を埋めていく→唖然とするボスに面会→悪徳ボスを倒してざまぁ



〈簡単な世界設定〉

・現代の地球に剣と魔法のファンタジー戦がある世界


〈舞台〉

・日本の地方都市で開幕(段々と大都市と首都にいく)


〈世界のよいところ〉

・魔力持ちは戦いモンスターを倒し活躍すると富と名声を得られ


〈世界の問題点〉(世界の制限や決まり)

・モンスターや魔族の脅威が絶えない

・魔力持ちや貴族に市民は戦闘を頼るしかない。(主人公は市民も戦えるように変革していく)


〈文明・技術〉

・科学は現代地球と同じ。魔道具も発明されてちょっと近未来的な文明度


〈ファンタジーなどのお約束〉:魔道具による通信機器や転移門があるため、テンポ良いストーリー展開に都合がいい。


《序盤に読者に提示するラスボス》

・主人公が住む地区の悪徳領主


《物語は最後、どの様な展開となり、どの様な結末を迎えるのか?》

・革命軍の象徴となった主人公ユウジは、ついに世界最大の帝国軍と戦うことに。だが数十年目から〈ゲート〉を作りだしている神が介入してくることに。

主人公は仲間やライバルと共闘し、《血統因子操作》の禁断の力を使い、自分の命を代償として黒幕である神を倒す。

死んでいく主人公は多くの仲間やライバルに見守れて、ようやく世界が変革していたことに実感。笑顔で死んでいく。

《血統因子操作》の運命のイタズラだろうか。主人公は仲間たちの赤子として、記憶を失いながら転生。ハッピーエンド。


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