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雪色の約束への応援コメント
ああ、栞さんや春香さんの気持ち、分かります。
ポジションじゃなくて、「私」。
花束と一緒に出してきた言葉には最初びっくりしましたが……!
(短編の応援コメントって、ネタバレ加減が難しい……。でも、このシーンが好きです♪)
清潔な雪景色の似合う、ふうわりとした優しい甘さの素敵な物語でした。
読ませていただき、ありがとうございました!
作者からの返信
李奈さん
コメントありがとうございます。
「私」! という気持ち、分かってくださり、ありがとうございます!
バレンタインの話なのに、全然、ロマンチックではないのだけれど、でも、ここ、大事……だよね? という、そんなお話でした。
(やっぱり、「恋愛」というより、「現代ドラマ」かな。そのうち、変えちゃうかも?)
そう、その言葉! そこ、お気に入りです。ご注目、嬉しいです!
脇役の彼が、全部いいところを持っていったような気がします。
(ネタバレへの配慮もありがとうございます!)
「清潔な雪景色の似合う、ふうわりとした優しい甘さの素敵な物語」って、嬉しいです!
李奈さんの表現、ほんと、いつも綺麗です!
こちらこそ、お読みくださりありがとうございます。
短編だけれど、短編にしては、ちょっと長くて……。
お忙しいところ、お付き合いありがとうございました。
また、お★さまも、どうもありがとうございました!
雪色の約束への応援コメント
誤字情報:
>両親と仲良のいい彼女なんて、康弘はいいかもしれないけど
「良」の消し忘れかと。
>康弘の後ろにいる私に気づいて、少し罰の悪そうな顔になった。
「ばつが悪い」は、「罰」ではないようです。(調べた)
感想:
>蓋を閉めるときに、仕上げのココアがふわっと飛び散ったのも、綺麗に拭き取る。そうしないと、ココアの指紋がついてしまうのだ。
これは作ったことある人ならではの情報ですね。
リアリティあります。
>春香さんを傷つけてしまうかもしれないし、康弘を怒らせてしまうかもしれない。
家族間の諍いに立ち入るの、躊躇われますよねー。
ましてやそれが婚約相手のとなれば。
>言いたいことを言い尽くしたら諦めもつくから。
至言ですねえ。
お母さん、流石の年の功。
>当日、どんな素敵なお店だろうと期待していたら、ラーメン屋さんだった。
これはヒドいw
>悠人が泣き出したら、俺や親父の前で、いきなり胸出しやがるんだぜ?
これは……女性から見てどうなんでしょうね。
男性としては、たまにこれに出くわす経験ありますが、
あれは一般的なのかそうでないのか、よくわからなくて。
恥ずかしがる方がおかしいのか、普通なのか。
男性でなく、同じ女性的には普通の感覚なのか。
母親とそうでない女性でも感覚違うのかもですが。
ちなみに私はそういう現場にいたら、そっと部屋を出ますw
「母親になると、そういうこと気にならなくなるもんなのかな」
とか思ったくらいで、不愉快には思いませんでしたが。驚いたけどw
>康弘と栞のケンカ
春色の時も思いましたが、康弘は本当に子ども頭と言うか、
栞以外なら絶対続きそうにない性格だなと。
でもこういう男も普通にいそうで、リアリティが感じられるのが嫌ですねw
キャラの造詣という意味では、とてもよくできてると思います。
この場面で栞がはっきりとものを言えたのも、読者的には、
「よくぞ言った!」となるやつでした。
私的には栞の方が百正論と言うか、康弘の言い分に納得できたことがないですがw
この後、旦那が登場してケンカが持ち越されるという展開も、自然かつこの二人のやりとりが喧嘩に影響するのかな、と期待させる感じですね。
>「当然、恥ずかしいよ? あまりのベタさに、花屋の店員には『絶対、大丈夫ですよ』と太鼓判を押され、途中ですれ違った知らないおっちゃんには『グッドラック』まで指を立てられたよ? でも、相手は春香なんだよ?」
この旦那、最高ですねw
めちゃ笑いました。
>ご主人が「再婚成立だね?」と余裕の顔でニッコリ笑った。
旦那、かっこよすぎるww
この旦那が主役の小説、読んでみたくなりました。
このキャラだけ別次元感まであるw
完全に予想の上を行かれました。
>仲直り
ここら辺は完全に好みの話で、感想ですらないんですが。
この喧嘩なく結婚してたら、栞が超苦労してただろうなーと思います。
まあ結婚してからお互いを知るパターンもよくあるんですが、個人的には
腹を割って話せない相手と結婚なんて、男女関係なく考えられないタイプでして。
康弘とか、DV気質が疑わしい面も感じられて、余計怖い気がします。
まあ他ならぬ姉の性格を康弘の方が知っていて、この展開も読めたから
栞の心配を鼻で笑ってたということもあるでしょうが、大人の極みの旦那の
対応を見て、我が身を振り返ったというところでしょうかね。
まあ、人間そんなあっさりとは変わらない気もしますけど。
>「確かに雪はロマンチックだけど、タロの散歩ができなくなる。本降りになる前に出かけるぞ!」
ほら!w
>彼と同じ風景を見ながら「そうだね」と頷く。
>「……でも、その下にはいつもの栞が隠れているってことを、俺は忘れない。そう約束する」
ここら辺、とても素敵ですね!
ちゃんとタイトルが回収されてるのが秀逸です。
ということで、読了。
わりと文字数ありましたが、読むとあっという間でした。
まあ康弘への疑問は、まだちょっと残ってるんですが、
物語としては大団円で問題ないと思いました。
大きなハプニングはないけど、人生をともに歩む上での大切な一歩。
そんな感じの物語でしたね。面白かったです。
作者からの返信
梶野さん
お読みくださり、コメントまで、どうもありがとうございます。
語字報告、どうもありがとうございます!
速攻で直しました。
古い作品だけに、何年もこの状態だったのかと思うと……。うわ、恥ずかしいです。
チョコ作りから始まり、あっちこっちにある、なんだか妙にリアルなエピソードの数々は……。
私の実話とは限りませんので! そこのところは、どうか、どうか……!
聞いた話や、読んだ話に、アレンジと創作(と実話)をブレンドしたものでございます。
せっかく細かく書いてくださったので、ぜひとも、ひとつひとつ丁寧にお返事をしたいところなのですが、詳細を語ったら、いろいろとバレてしまいますので、すみません。勘弁してください。
もともとは、ファンタジー的な、非現実要素の混ざった話しか書いてこなかった私なのですが、ひたすらガチ現実的な話も、まぁ書けるかも? と思ったときには、私も歳をとったなぁ、と思いました。物書きって、やはり経験が大事なようです。
なお、ラーメン屋の件は、私の先輩の実話です。(←バラしている)
本人以外の全員が、「クリスマスにラーメン屋はない!」と口を揃えてツッコみました。
――が、彼女さんは、怒らなかったらしいです(ホントかな?)。
梶野さんも「ヒドい」と思われましたよねぇ?
>悠人が泣き出したら、俺や親父の前で、いきなり胸出しやがるんだぜ?
あ。これ……。
出くわされたことがありますか。困りましたよね、きっと。
そっと部屋を出る。正解だと思います!
人によるとは思いますが、基本的には、お母さんは小さな赤ちゃんが最優先なので、その他のことは二の次になりやすいと思います。
周りの目が気にならないわけでもないはずなのですが、泣き声を聞くと、優先順位の低いこと(恥ずかしいとか)はどうでもよくなっちゃう。
そういう「お母さん心理」を分かっている人は、男女問わず、「見ないふり」をするような気がします。(たいていは、ある程度の年齢の人ですよね。もう、今更、そんなことでは動じないような。そして、動じないだろうと思うからこそ、お母さんも気にしなくなり……)
(そういや、この話の初出は、年齢層高めの小説サイトでした。(たぶん、みんな子持ち)
若者の夢を壊すような話を書いていたんだな……と、いまさら思いました)
康弘は駄目な奴です。
ファンタジー作品のヒーローではないので、リアルにありそうな「つい」「思わず」が出ちゃう奴です。
そして、栞も、「よくできた彼女」ではなくて、ごく普通の子です。
実は、彼女の一人称で語られているから、彼女がいい子のように感じるのではないかと思います。
今回のことは、かなりの割合で康弘がダメですが、「普段の」「今までの」ふたりを想像すると、たぶん、栞も、いろいろやらかしているんじゃないかと。
この話、そういうダメダメなふたりが、ぶつかることで、だんだんマシになっていく話を目指していた(んだったと思う)のでした。
そして、ダメなふたりだけでは、物語として、かなりツライものがあるので、姉の旦那の登場です。(彼はモデルなしのフィクションです。リアルにいたら凄い)
梶野さんのおっしゃる通り、人間そんなにあっさり変わりません。
やっぱり、康弘はダメな奴だし、栞もちょっと……。
そんな自分たちを自覚しつつ、手を取り合う。
そういう話でした。
……すみません。夢とか希望が、ちょっとしかないです。
「バレンタインだから、バレンタインの話を書こうぜ」という企画で書いた話だったのですが、どうしても、告白→ハッピーエンド みたいな話を書く気にならなかったんです。
どうせ書くなら、リアルな感じのものを。ヒリヒリするけど、それも大事と思えるものを。
人らしく、人を書いてみたかった。
決して気持ちの良い話ではなかったと思います。
この話にお付き合いくださり、どうもありがとうございました。
(私の作品の中でも異色なので、梶野さんに誤解されそうなのが微妙に心配ではありますが、この話の作者である私も、やはり私です。そこは認めます。ちょっと恥ずかしいようなアレコレがあるんですが……。
けれど、「人を書く」は、どの話にも(ほぼ)共通した、私の作品の書き方、です)