第8話 春の気配

「春の気配」


もうすぐ春が来るんだ

もうじき春になるんだ

そんな予感がするだけで

なぜか嬉しい春の気配


もうすぐ季節が変わるんだ

もうじき冬が終わるんだ

そんな気持ちになるだけで

なぜか楽しい春の気配


春が来たからって

どうなるわけでもないだろう

冬の心で過ごしている僕には

春の息吹はまぶしすぎるだろう


春の匂いがするたびに

なぜか切ない夕暮れの色

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る