勤怠届の余白
真島 タカシ
一章 予兆
倶利伽羅峠の戦いに敗れ、篠原の戦いに敗れ、京の警護が急務になった。
平教経は、宇治橋を警護していた。
しかし、木曽義仲に追われ、ついに平家は、都落ちすることになった。
讃岐国屋島に本営を置き、義仲との決戦に備えていた。
義仲は、屋島本営を攻めるため、足利義清を代官に備中国水島で、軍を整えていた。
教経らは水島へ迎撃に向かった。
繋ぎ合わせた舟に板を渡して、平坦な板の上を馬で押し渡り、侍大将の海野幸広を打ちとった。
足利義長を戦死し、義清を自害に追いやった。
義仲は、鎌倉の源頼朝が派遣した義経によって滅ぼされた。
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