9.目的 ~より
9.前節/中節/後節
◆◆◆ 前節 ◆◆◆
━─━─ № 9-1 (1,498) ─━─━
〖きたない〗(形容詞)
【
〈
転じて〈物が乱雑に散らかっているさま〉〈
こちらの意味で[
【
〈汚れに
語源は[
━─━─ № 9-3 (1,500) ─━─━
〖ふさわしい〗(形容詞)
【
〈ちょうど
【
同義のため[
━─━─ № 9-5 (1,502) ─━─━
〖ふわり〗〖ふんわり〗(副詞的サ変名容詞)
【
〈軽いものが浮き漂うさま〉〈動作が非常に身軽であるさま〉の意。
【
〈柔らかくふくらんださま〉の意。
転じて〈柔和であるさま〉の意。
━─━─ № 9-7 (1,504) ─━─━
〖かっこう〗(サ変名詞)
【
〈ものの
【
語義不相応のため遣うことを
この表記では〈好みを
━─━─ № 9-9 (1,506) ─━─━
〖すわる〗(ラ五段動詞)
【
〈場に収まる〉の意。
転じて〈落ち着く〉〈性格がしっかりする〉の意。
ほか全部の語源。
【
〈場がすっきりする〉の意。
転じて〈性格がすっきりする〉の意。
【
〈場に
転じて〈地位につく〉の意。
【
〈
転じて〈居る〉〈居らっしゃる〉の意。
━─━─ № 9-11 (1,508) ─━─━
〖とんでもない〗(副詞)
【
〈その結果にたどり着く手段もない〉の意。
転じて〈あるべき事ではない〉〈決してそんな事はない〉の意。
組成として「
同義に「
〝「とんでもない]で一つの形容詞だから「とんでもありません」は誤用〟との説がよく語られるが、分解しても意味が変じない以上、それを強制する意義は特に認められないと思われる。
「
「跡形もない」だって副詞的に遣われるけど「跡形もありません」って言うやろ。
━─━─ № 9-13 (1,510) ─━─━
〖おんなじ〗(名容詞)
【
〈同じ〉の意。
━─━─ № 9-15 (1,512) ─━─━
〖とじこもる〗(ラ五段動詞)
【
〈閉鎖空間に入ったまま外へ出ないでいる〉の意。
原語は〔
━─━─ № 9-17 (1,514) ─━─━
〖まずい〗(形容詞)
【
〈つたない〉〈みにくい〉〈具合が悪い〉の意。
転じて〈不都合だ〉の意。
使用
【
〈味がよろしくない〉の意。
━─━─ № 9-19 (1,516) ─━─━
〖へいがん〗(サ変名詞)
【
〈目を閉じること〉の意。
転じて〈死亡すること〉の意。
あるいは〈邪気眼が失われること〉の(
━─━─ № 9-21 (1,518) ─━─━
〖まつる〗(ラ五段動詞)
【
〈神聖なものを鎮める〉の意。
転じて〈尊いものを
【
〈
転じて〈猟奇的な行動をとる〉〈猟奇に酔う〉の意。
さらに転じて〈際立って騒ぐ〉〈炎上させる〉の意。
語源は[
【
〈縫合部に
〔祀〕〔祭〕とは別起源。
━─━─ № 9-23 (1,520) ─━─━
〖ごそり〗〖ごっそり〗(副詞的名容詞)
【
〈全てを
━─━─ № 9-25 (1,522) ─━─━
〖ひらひら〗(サ変名容詞)
【
〈薄いものが軽やかにひるがえって動く物やさま〉の意。
転じて〈ひとところにとどまらない軽薄なさま〉の意。
━─━─ № 9-27 (1,524) ─━─━
〖よそ〗(名詞)
【
〈関わりの無い
転じて〈関わり無く
【
〈別のところ〉〈関知しないところ〉の意。
転じて〈
語源は[
◆◆◆ 中節 ◆◆◆
━─━─ № 9-29 (1,526) ─━─━
〖とじこめる〗(マ下一段動詞)
【
〈出入口をふさいで中から出れないようにする〉の意。
原語は〔
━─━─ № 9-31 (1,528) ─━─━
〖じりじり〗(サ変副詞)
【
〈少しづつ焦げついて〉〈少しづつ焼けて〉の意。
【
〈不快感に
こちらの意味で[
━─━─ № 9-33 (1,530) ─━─━
〖がっつり〗(サ変名容詞)
【
〈たっぷり〉〈しっかり〉〈思いきり〉〈存分に〉の意。
なお「
━─━─ № 9-35 (1,532) ─━─━
〖せんりつ〗(サ変名詞)
【
〈怖れや緊張に身体や声が震えること〉の意。
【
語義不相応のため遣うことを
この表記では〈恐怖に
どこをどう探しても〔
━─━─ № 9-37 (1,534) ─━─━
〖しぶがお〗(名詞)
【
〈惜しみに不満そうな顔〉の意。
【
〈はででなく落ちついた顔〉の意。
〔渋(澁・澀)〕の〈水がその場にとどこおって流れないさま〉との字義が〈流されず落ちつきのある〉の意に転じたものと思われる。
━─━─ № 9-39 (1,536) ─━─━
〖つばくみ〗(名詞)
【
〈突出〉〈突起物〉の意。
転じて〈
━─━─ № 9-41 (1,538) ─━─━
〖おはし〗(名詞)
【
〈
なお一字で{
━─━─ № 9-43 (1,540) ─━─━
〖かげ〗(名詞)
【
〈光が何かに
転じて〈本体に起因して映し出される別の姿〉の意。
対義は「
【
〈光の当たる側に対しての光の当たらない側〉の意。
転じて〈月〉〈裏側〉〈暗部〉の意。
対義は「
【
〈
転じて〈何者かの
対義は「
【
〈何かに
転じて〈くもって暗くなること〉の意。
対義は……わからん。
━─━─ № 9-45 (1,542) ─━─━
〖おひとよし〗(名容詞)
【お
〈人が好きな人〉の意。
転じて〈人の言葉を素直に聞く人〉〈おとなしい人〉〈善良な人〉〈すぐだまされる人〉の意。
〝人から好かれる人〟や〝人柄が好ましい人〟ではない。
◆◆◆ 後節 ◆◆◆
━─━─ № 9-47 (1,544) ─━─━
〖ねずみざんしき〗〖ゆきだるましき〗(名容詞)
【
〈とんでもない速度で増えていくさま〉の意。
【
前提知識を要するため遣うことを
〈
━─━─ № 9-49 (1,546) ─━─━
〖ほぼほぼ〗(名容詞)
【
〈完全と言えなくともおおむねその通りであるさま〉の意。
なお一字で{
━─━─ № 9-51 (1,548) ─━─━
〖がらりと〗(副詞)
【
〈事態が急激にすっかり変わるさま〉の意。
━─━─ № 9-53 (1,550) ─━─━
〖さっぱり〗(名容詞)
【
〈さわやかなさま〉の意。
【
〈全くもって〉〈全然〉の意。
━─━─ № 9-55 (1,552) ─━─━
〖そっくり〗(名容詞)
【
〈全部〉〈まるまる〉の意。
転じて〈まる写し〉〈非常によく似ているさま〉の意。
━─━─ № 9-57 (1,554) ─━─━
〖こうりゅう〗(サ変名詞)
【
〈何かの目的のための手段としてひっつかまえておくこと〉の意。
【
〈留めおきという行為自体が目的の処分〉の意。
☞ {
━─━─ № 9-59 (1,556) ─━─━
〖やしなう〗(ワア五段動詞)
【
〈世話をやいて育てる〉〈飼う〉〈心身をだいじにする〉の意。
【
〈食べ物を与える〉〈食わせて命をながらえさせる〉の意。
━─━─ № 9-61 (1,558) ─━─━
〖ばらつく〗〖ぱらつく〗(カ五段動詞)
【
〈ばらばらに乱れ散る〉〈
━─━─ № 9-63 (1,560) ─━─━
〖さらう〗(ワア五段動詞)
【
〈水底の土砂などをすくう〉の意。
転じて〈くまなく検分する〉〈復習をする〉の意。
【
〈人をかどわかす〉の意。
【
〈物をかすめとる〉の意。
ちなみに〔略〕が〔掠〕の字の代わりによく当てられるが、〔略〕は〈計略〉、〔掠〕は〈実力行使〉と、微妙に意は異なる。
━─━─ № 9-65 (1,562) ─━─━
〖ゆえん〗(名詞)
【
〈油質を
【
〈ゆかり〉〈いわれ〉の意。
【
〈理由〉〈根拠〉の意。
原語は〔
【
字義不相応のため遣うことを
漢語由来であるが、〈だから〉〈したがって〉のような意の副詞として機能するもの。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます