さようなら
確かに、僕は君を愛していた。
流れるような黒髪も、好きを囁く唇も、綺麗に磨がれた爪先までも。
寝ても覚めても君の事を考え、呼吸の仕方さえ忘れそうになり、やがて僕は壊れていった。
君しか要らないはずなのに、生きる為には君を手放さなければならない矛盾。
苦しみよ、君よ、さようなら。
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