産経の本性現る。

 右派紙として名高い産経だが、僕はなんだかんだ言えどテレビでその本性を見なかった気がする。ワイドショーは基本的に無視して、いつものスキャンダルと事件ばかりの局の大合唱ばかり見てきたから。まあ、そういう会社が別冊になると途端に過激な発言するのは良くあることだが。それはたぶんどの局も変わらない。


https://www.fnn.jp/articles/-/352815?display=full

 嫌韓報道の一貫として見て間違いない。FNNの名でやってきたということは本気なのだろう。

 まあ、正直、最近の韓国側の無茶な要求には、困惑し、怒りを持つのも全うなことだと僕は思うが。もしかしたら、慰安婦や徴用工(必ずしも強制連行だと断定しない)のその後の生活状況を綴った資料は見るべきなのかもしれないが。

 ただその徴用工に対して鞭を使ったという事実があったとしても難しい話で、北海道ではタコ部屋の劣悪な労働が日本人に対して課せられていた上、日本人にも鞭を振ったこともあるだろう。そこに差別や従属があったかは中々の時間が経ったので検証しずらい。

 だが思うに、日韓の国交が成立する以前では、韓国ではその憎しみやらの感情が強かったはずなので、往時を綴る一般人たちの回顧録が多く残されている筈ではないか、と僕は思う。


 まあいいや、脱線した。韓国に対し、日本政府がで臨むのは悪くはないと自分も思う。だが、自分にはどうもその強い態度というものが分からない。抽象的すぎる。たぶん切れるカードは、関税か、輸出の減少による経済制裁だと思うが。もしくは、日本政府が国民のもやもやをちゃんと抗議し、撤回させるほどに圧力を行使するか。

 自分には、妥協による日本政府、国民国民の利益が分からないからどうとも言えないが。どうしても、日本政府の弱腰で韓国が思い上がると想定してしまう。外交は世論感情に任せると良くないことは知っているが……。


 たまには、韓国から見た日本の態度も見てみるべきだろうか。もしかしたら、こちらはこちらで強硬なものがあり、それが衝突しているのかもしれない。もちろん、日本のメディアが大して信頼できないように、あちらも極端なことを混ぜるはず。メディアリテラシーが大きく問われる。現代日本での誇張表現の歪みは気づけても、昔の日本や、現代の他国でのそれに気付くのは相当難しいからね。


 ではでは。

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