神に世界を救えと言われ力を貰ったが俺はそれを恋愛に使う事にした。

@k--g

プロローグ

俺は毎日寝たきりの生活をしていた。

先天性の持病のせいで朝を起きた時に血圧?っていうものがおかしくなるらしくて詳細は小さい頃からほとんど話されていない。

学校に行きたい、外に出たい。

それが今の最大限の願いだった。

寝起きでそんな事を考えていた時ベットの上に、

ペットの子猫のニャン吉が座った。

俺はその猫を自分の手の中に持ってくると

抱き締めて「お前みたいに自由に動きたいよ」

そうつぶやく、ニャン吉は軽く頷いたように見えた。

「お前言葉が分かるのか?」

そう言うと俺の手から離れて走っていった。

流石に無理か、俺はまた眠りにつく。

「………起きてください」

静かな女性のような声が聞こえる。

ここはどこだ?

目を開ける。

そこには真っ黒な空間に一人立っている女性が見えた。

「貴方を助けてあげましょう」

「は?」

ここから俺の人生はこいつに狂わせられる事になるのだった。

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