少女リーシャ

「火弓(ファイヤーアロー)」


 ゴブリンスライム達の動きを止めるため、火弓を歩く瞬間に打ち込む。


「どうやって追いかけましょう」

 「こちらも魔法を使い、落下させ、落ちたら袋叩きだ」


 ゴブリンスライム達は、木の枝にいる私に向け魔法放つも、ぴょんと枝から木に移動して、避ける。 


「こうきましたか、ボスが1の部下スライム2ですか」


 狙えないくらい、高い位置に移動しようとするも、相手もそれを知ったのか、直接私ではなく、木に反撃していく。


「こちらもそろそろ行きますかな?」


 ゴブリンスライムも木から、木へ移動しながら、反撃する。


「加速(ジェット)」


 追っかけるスライムへ攻撃ではなく、逃げることにした。

「水加速(ウォータージェット)」


 スライムのボスも水の力を使い、スピード向上する。スピードアップ中のボススライムは、移動しながら魔法を使う。


「水波切(ウォーターカッター)」


 攻撃と同時に、木の枝から木へ移動し逃げ回る。


「到着」


 私は圧倒的な差を出して、到着した先は、草原地帯だった。


「回りが見えずらいくらいの、広い場所に急いで罠の準備しないと」


 鞄(かばん)から、リモコンを取り出し、そのままボタンを押すと各方向から、大きく爆発する。


「数が減ってると助かるんですが、………」


 ボススライムはやっと到着するも、少し傷が見える。


「人間の少女が爆発したのか」

 「爆発しました」

 「どうやって爆発起こし、同類達をやった」

 「火の魔力をリモコンに投入すると爆発します。」


 それを聞いた、スライムは戦う意思を決意する。


「スライムのボスをしている、スラ卜だ、人間の少女名前聞かせてくれ。」

 「私の名前はリーシャいいます。よろしくお願いします。スラ卜さん」


 挨拶が終え、剣を構え、私に反撃するスラ卜。


「水剣」


 数本の小刀を投げつけるスラ卜

に目の前にきた、小刀を打ち返す。


「ただの少女では、ないみたいだな」

 「次はこちらから、いきます。加速」


  小刀のスピードを底上げし、投げた小刀は的中するも、ねばねばして通らなかった。


「物理、無効的なのあるのかな?」


 スラ卜の攻撃を警戒してなのか、少し距離をとり逃げることにした。

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