世界中の人がゲームプレイヤーになった日
天津滝三五
第1話
私は普通のOLだった、朝も準備もメイクも欠かさづ重たい体を引きづるように出勤しているところだった。
ちょっと早い出勤だったので近くのカフェでコーヒーでも買おうかと寄り道をしただけだった、頭が呆然としていたのか、ふら付いてしまったのか、ごみ箱を倒してしまった、その中から二つの刀が出てきて私は恐怖した。
銃刀法違反だ!
触らないほうが良いよな、と辺りを見渡しカバンからスマホを出そうとしていた。その時すぐそばの低いビルの向こうに光が見えた、「ターゲット出現」そんな文字が空に見えた。周りにいる人は気づいている人と私と同じように足を止めている人が入り混じっていた。
かすかな地響きが聞こえる、均等なその音に異変が更なる不安を湧き起こす。
「その双剣を取った方が良い」
私の横を通り過ぎて行った人がそう告げていった
この刀の事?こんなの持ってたら警察に捕まりそう、でも警察に見つかるまでは護身用に持ってても良いのかな?
試しに持ってみようと指先で触れると、「バーサーカー取得」という文字が宙に浮かんだ
なになに?新しいシステムかなにか?
双剣を持ち上げると何か沢山の文字がまた現れた、ステータス?と怪訝になっている時目の前のビルが崩れた。向こうからは黒い霧のような巨人が現れた。
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