第5話 木春菊の姫君

 いじめがトラウマになり、鬱病を発症してしまった少女、深山紫音。


 彼女は一人粟生にいる祖母の家に移り住むことになったのだが、その際に、赤石探偵事務所の赤石純という男に出会った。


 彼は根は良い人物だが不器用で、探偵にはとても向いていなかった。だが紫音との出会いで、赤石探偵事務所の運命は徐々に変わり始める。


 青年の依頼で、逃げてしまった飼い犬を見つけたことがきっかけで、紫音は探偵事務所に通い始めた。


 佐渡満の依頼で婚約指輪を見つけた後、同アパートに住む男性の遺体を発見する。紫音の活躍は殺人事件の解決に大きく貢献し、小野の警察官たちが一目置くきっかけになった。


 だが、まだ事件は始まったばかりだ。


 鉈を手にし、人の右腕を切断するという非人道的な通り魔事件を起こしている犯人。


「影」を見つけ出し、事件を解決に導かなければ、犠牲者は増え続けることだろう。粟生の運命は、彼らに委ねられた。


「よろしくな、深山」


「よろしくです、赤石さん」




「今日も、探偵事務所に行くのかい?」


「うん」


 紫音が純に過去を打ち明けた、数日後。彼女は服を着替え、外に出る準備を整えていた。


「これで……よしっ!」


 最後に櫛で髪を整え、玄関に向かった。


「気を付けてね。それと……紫音」


 扉を開けようとすると、祖母の凛子に止められた。頬を軽く押され、そして撫でられた。


「ふぇ?」


「以前より、良い顔になってる。嬉しいことでもあった?」


 紫音はふと、純との会話を思い出した。


「それでも、俺はお前のことが大事だ」


 純は私にこう言ってくれた。


 これからどんなことがあっても、乗り越えられそうだ。……彼と一緒なら。


「内緒。それじゃあ、行ってきます!」


「行ってらっしゃーい!」


 いつもより、少しだけ早足で。紫音は探偵事務所へと歩いた。




「あれ?」


 探偵事務所に着くと、何だかいつもと様子が違うのを感じた。具体的には、探偵事務所の向かいに、新しい家が建っていたのだ。


「赤石さ~ん?あそこ、新築の家が建ってますよ?」


 取り敢えず探偵事務所の中へ入り、部屋にいる純を呼んだ。


「新築じゃない。あそこは元々古い民家だったけど、新しく塗ったり耐震工事をしたり。つまり、リフォームして住むんだろうな……久しぶりだな、コーヒーでも飲むか?」


「要りません。でも、リフォームですか。場合にもよりますけど、確かに新築よりかは費用が浮きそうですね」


 コーヒーは丁重にお断りし、紫音と純は窓からその家を眺めた。紫音が来た頃はまだ工事の段階だったが、この数日で仕上がったのだろうか。


「ご近所トラブルはやめてくださいね。また解体なんて言われたら敵いませんよ」


「あれは俺が悪いんじゃねぇよ! ……まぁ、ご近所さんだしな。仲良くなれるように努力はするよ」


 脳裏に、かつて事務所に押しかけてきた男の顔が浮かんでくる。そうこう喋っているうちに、引っ越しのトラックが賑やかな音を立てて止まった。


「0124」と書かれた青い箱が描かれた、有名な引っ越しセンターのトラックだった。


「よし、探偵事務所を宣伝しに行くぞ」


「まだ気が早くないですか? もうちょっと待ってからで……」


 そもそも依頼が無いのに無理矢理宣伝をすれば、迷惑がられるのでは……だが純は椅子から立ち上がり、トラックの方へと走った。


「いちいち待ってたら、大事なチャンスを逃すだろ!?」


「えっ、ちょっと!?」


 それを追いかけ、紫音も事務所を飛び出した。




「すいませーん!! ここに引っ越してきたんですか?」


 宣伝はダメでもせめて挨拶はと、純は家の前に立つ2人に声をかけた。


「ん?」


「あっ、はい」


 それに答えたのは、若い男女のカップルだった。一人はスラッとした体型の男性で、どこか外国人ぽさもある好青年だ。


 そして……もう一人は、女神のような女性。少しふわっとした黒髪に、青空のように透き通った瞳。青いロングスカートで大人らしく仕上げているが、水玉の靴下がどこか可愛らしい。優しげで美しい表情も相まって、まるでどこかの雑誌から出てきたようだ。


「はぁ、はぁ……待ってくださいよ、赤石さん。」


 そこでようやく、息を弾ませた紫音が追いついた。


「あれ、君どこかで……?」


「どこかで見たことある顔ね……」


 だがそれに全く反応せず、純は女性の顔をまじまじと見つめた。対する女性も、純の顔を見つめている。




「純君!?」


「真澄さん!?」


 ほぼ同時に、純は女性の方を。そして女性……真澄は純の方を指さした。


「久しぶりだな! まさか、ここに引っ越してくるなんて!?」


「ほんとビックリ! こんな所で純君に会えるなんて思ってなかったわ!」


 二人は驚きと喜びに溢れ、お互いに手を取り合った。まるで、子供に戻ったような反応だった。


 純がこんな顔をするのを、初めて見たかもしれない……と紫音は感じた。


「「誰?」」


 だが、そもそもこの人たちは誰なんだろう。真澄の隣にいた男と、紫音の疑問符がぴったり重なった。


 先に口を開いたのが、真澄だった。


「この人は高校の同級生、赤石純君よ。それと、えっと……」


「深山紫音です。赤石さんの、その、知り合いです」


 真澄が彼氏らしき男に純を紹介し、紫音も小さな声で付け加えた。


「知り合い? ふふっ、それは想定の範囲外だったわ……」


「えっ、何か言いました?」


 真澄が妙なことを言ったような気がして、紫音が思わず聞き返した。


「何でもないわ。私は斉藤真澄さいとうますみ。そしてこの人は私の彼氏、日岡瀬名ひおかせなよ」




「どういうことだ、真澄ちゃん! まさか浮気なのか!?」


 場所は変わり、四人は新しい家のリビングに入った。まだ荷物も運び終えておらず、各所にはダンボールが積まれている。


「だから言ってるでしょ、高校時代の! ……ただの同級生よ。」


 瀬名の強い態度に、真澄は若干引き気味になっている。


(これは間違いなく、日岡さんからのアプローチかな……?)


 どうやら告白してきたのも瀬名の方からのようで、真澄は恐らく断り切れなくて了承したのだろう。と紫音は勝手に推測したが、あながち間違ってはいなさそうだ。


「それで、純君は、隣に住んでるの?」


「へへっ! よくぞ聞いてくれたな!」


 ……こちらも若干暴走気味の純が、探偵事務所について軽く話した。自分が殺人事件を解決した、多くの依頼が来て大忙し等々。ほぼ全て紫音の功績であり、さらに依頼など殆ど来ないのだが。


「嘘を言わないでくださいよ……」


「良いだろ、少しくらい。後でジュース奢るからさ」


「そんなの要りませんよ」


 紫音は耐え切れずに小声で止めようとしたが、軽く流されてしまった。


「本当? 凄いじゃない、純君!」


 だが真澄の心には響いたようで、目を輝かせて笑っていた。


「殺人事件の解決かぁ……憧れるけど、私にはとても無理ね。」


「凄いだろ? ……ん、綺麗な花が飾ってるな。」


 自慢話で満足した純は、部屋に飾ってある青い花に目を向けた。


「これって、何ていう花?」


「おっ、そこに気付くとはお目が高いわね! これはね、ふふっ……」


 紫にも近い鮮やかな青の花弁と、中央の濃い黄色が良いコントラストになっている。今度は真澄が、誇らしげに説明した。




「マーガレットの花よ。ギリシャ語で真珠という意味の、マルガリテスが語源。花言葉は……」


 そこで口に人差し指をあてた。その姿がまた、異様なまでに美しかった。


「真実の愛、秘められた愛。優しい思い出、私を、忘れないで……」


 最後の言葉には悲痛さが感じられ、紫音はそこに妙な感覚を覚えた。


「どう、何だかドキドキしない?」


「……確かに。真澄さんらしい、綺麗な花言葉だな」


「ありがとう! そう言ってもらえて嬉しいわ」


 その時、何を思ったか瀬名が口を挟んだ。


「ふん! お前、真澄ちゃんの気を引こうたって、そうはいかないからな!!」


「は? え、俺のこと?」


 純に指を指し、少々不機嫌気味に叫ぶ。


「お前は真澄ちゃんの元カレなんだろ! そして、真澄ちゃんを奪おうとしてる……!」


「待て待て!?」


 急にそんなことを言われ、純も慌てて否定しようとする。


「そうよ、純は別に……」


「元カレなんだろ? これ以上、お前は真澄ちゃんに近付くんじゃない!」


 真澄の言葉も聞き入れず、瀬名は純を睨みつけた。


「お前が何と言おうと、真澄ちゃんは渡さないからな!!」


「えぇ……?」


「……」


 あまりに必死なので、純も真澄も怒ろうにも怒れない。




 その時、引っ越し業者がダンボールを持って玄関から入ってきた。


「すいません、これどこに置きますか?」


「くっ……えっと、それは上の部屋なんだけど……あぁ、もうっ!!」


 邪魔されたのがよほど気に入らなかったらしく、瀬名は唸りながら部屋を出た。


「とにかく! 真澄ちゃんは意外とピュアなんだから、変なことを吹き込むなよ!」


 最後に捨て台詞を残し、部屋を出た。


「あぁ……本当に何だったんだ?」


 一気に力が抜け、純はソファーにへなへなと座り込んだ。


「ごめんね。悪い人じゃないんだけど、瀬名はちょっと思い込みが激しいというか……」


「大変だな、真澄さんも」


 しばらく場が静まり返ったので、真澄がふと話題を変えた。


「そういえば、純君と紫音ちゃんってどういう関係?」


「別に。こいつが勝手に探偵事務所に入ってきて、色々あって……仕事を手伝わせてくれって頼まれたから、了承しただけだ」


「そうなんだ」


 真澄はふんふんと頷いた後、紫音の方に顔を向けた。彼女にじっと見つめられると、紫音でさえも思わずドキドキしてしまいそうになる。


「紫音ちゃんってさ……純君のこと、好きだったりするの?」


「うーん……」


 すると、紫音が少し考え込んだ。


(え、そこで迷うのか?まぁ、こいつなら大嫌いって答えるだろうな……)


 純が心の中で呟いて、ほんの少し覚悟した。だが、その答えは、




「普通ですね。最初はもう大嫌いでしたけど、意外と優しい人なんだなと思って見直しました。だから、普通です」


「ふ~ん……」


 その答えに合点がいったのか、いかなかったのか。真澄は少しだけ腰を上げて、紫音に手を差し伸べた。


「私は紫音ちゃんのこと、応援してるよ。よろしくね、紫音ちゃん」


「あっ、はい」


 真澄の笑顔に少しだけ安心して、紫音も手を握った。真澄はその後、純にも左手を差し伸べた。


「純君も、よろしくね」


「ああ。もし落とし物をしたりとか、困ったことがあったら……いいや。特に何もなくても、たまには遊びに来てくれよ」


 純も、真澄の手を握った。


「うん。純君に会いたくなったら、また……ふふっ、冗談よ。」




「真澄さん、良い人だったな」


「まぁ、日岡さんがちょっとだけ怖かったですけど……」


 紫音は帰り際に、真澄の顔を思い出した。美しくて可愛らしい。どこか不思議な所もあるが、優しい人。


 でも、紫音にとっては一つだけ気になったことがあった。


「斎藤さん。あの人、初めて会った気がしないんです」


「どういうことだ?」


 紫音は上手く説明が出来ないのか、少し悩むような表情を見せた。


「何だろう。ずっと前から、あの人の顔を知ってるような気がするんです」


 記憶の底に眠っている気がするのだ。彼女の姿と、甘い声が。


「どこかで、会ったことがあるのか?」


「いいえ……多分、気のせいでしょう。忘れてください」


 紫音は首を振って、二人はすたすたと事務所へと歩いた。父は一応家で寝ているはずだが、万が一のために鍵はしっかりとかけている。


 扉を開け、部屋に戻ると……




「純!」


「あれ、親父?」


 意外にも純の父、吾郎が起きていた。そして隣には、警官の制服を着た男が座っている。


「純が外に出ている間に、インターホンが鳴ってな。この人って、以前事務所に来た警官だろう?」


 すると、その男が純たちの方に振り向いた。


「待ってたぞ、赤石君」


「三木さん!?」


 巡査部長、三木遼磨が座っていた。


「どうしてここに?」


「決まってるだろ、殺人事件だよ。山田川って知ってるか?」


 紫音はキョトンとした顔をしたが、純には思い当たる場所があった。


「市場ですか?」


「そうだ。そこで男性の遺体が発見されたんだよ。今、恵比寿君たちが現場にいる」


「なるほど。何というか、今日はやたら忙しい日だな……」


 とんぼ返りをするように、純は外に出る準備を整えた。


「お前も行くだろ?」


「はい。私にとってはある意味、初めての仕事ですね」


 そして、吾郎に目を向けた。


「親父は?」


「一回起きちまったんだし、畑で農作業でもして待っとくよ……ふぅ」


 伸びをして、吾郎も純の後を追った。


「無理はするなよ。腰でも痛めたら大変だから」


「……心配ご無用だ、ガッハハ」


 そして、純たちは事件現場に。吾郎は家の畑の様子を見に行った。




「現場はここですか?」


 市場駅の北西、市場小学校と来迎寺に挟まれた山田川。


 そこに、白髪の生えた男が浮かんでいた。頭からも血が出ているのが見え、肌も青ざめていることから死んでいるのだろう。


「……また連れて来たんですか」


 現場にいた巡査、恵比寿伸也が呆れた顔で呟いた。遼磨は紫音たちに、事件の概要を説明した。


「被害者は大村翔おおむらしょう。息子の兄弟二人と生活していて、数週間前に腰を痛めてからは自宅で療養中だった。昨日の朝から行方が分からず、深夜に発見された。頭に傷があることから何者かに、川に突き落とされた可能性がある」


「転落死、にしては傷が浅いですし。溺死にしては川の水位が低いですね。死因が分からないのは少し妙です」


 早速、紫音が指摘を加えた。


「そうだ。だから君たちを呼んだ」


「……なるほど。その息子さん二人から、当時のお話は伺えますか?」


「ああ、兄からは話を聞いた」


 遼磨たちは、邪魔にならないように現場から少し離れた。


「兄の大村旭おおむらあさひによると、一昨日の夜までは兄弟と三人で家にいたが、朝になったら姿が消えていたそうだ。旭は普段、自宅で父である翔の介護を。弟は仕事に出かけているらしい」


 すると、一人の警官が駆け寄ってきた。遼磨に何らかの耳打ちをしている。


「弟が帰ってきたそうだ。彼からの話も聞かないとな」


「そうですね」


 三人は急いで、山田川の南にある大村家まで走った。




「すいません、警察の者です。話を伺えないでしょうか」


「ああ、いいですよ」


 野太い声が返ってきて、遼磨たちは部屋に入っていった。男は三十代辺りで、純よりも大柄の体型に見える。


大村湊おおむらみなとです」


「よろしく」


 湊と遼磨は軽く挨拶を交わし、当時の状況を聞き出し始めた。


「あれ、旭さんは?先程までご自宅にいらっしゃったはずなんですが」


 遼磨は周囲を見回した。


「旭は用事があるらしいので、出かけていきましたよ」


「そうですか、用事……」


 そこで、紫音は湊に歩み寄った。


「すいません、ちょっとトイレに行っても良いですか?」


「あっ、はい」


 さりげなく小声で頼み、紫音は部屋を出た。だが、トイレには行かない。


(亡くなった大村翔さんがここに住んでいたのだとしたら、何かの手がかりがあるかも。湊さんには悪いけど、バレない程度に調べておくか。)


 足音を立てないように、そっと廊下を歩き始めた。廊下には、野球ボールを持つ少年の写真が飾ってあった。


 恐らく、若い頃の旭か湊の姿だろう。さらにその少年の頭を、父親である翔が撫でている写真もあった。


(家族関係は良いみたい。あと、奥には……?)


 さらに、紫音は台所を探索した。




「普段は、どのような仕事を?」


「土木作業員です。昨日は仕事を休んで、旭と一緒に親父を探してました」


 聞き取った情報を、遼磨はメモにとる。


「昨日の朝、お父さんがいなくなった状況については?」


「朝起きたら、いなくなってたんです。二人や、周りの人たちと一緒に探しました。」


「なるほど。亡くなる前、お父さんに何か変なことはなかった?」


「変なこと、ですか」


 湊は首を捻って考えた後、答えた。


「無いですね。家にずっといたので、誰とも話してないはずですし」


「分かりました……」


 どうやら、手がかりになる情報は見つからなかったようだ。




「さて、事件についてまとめましょう」


 その後、紫音も戻ってきた。聞き取った情報を遼磨から教えてもらい、今回の事件を整理していた。


「昨日の朝、寝ていたはずの大村翔さんが自室から姿を消していました。息子の旭さん、湊さんは周りの住民にも協力を仰いで探しました。ですが夜、山田川にうつ伏せで浮かんでいる状態で発見されました。これで合ってますか?」


「ああ」


 遼磨はメモ帳を閉じ、停めてあったパトカーへと戻っていく。


「死因を突き止めて事件の手がかりを探る。明日、また連絡するよ」


 紫音たちに手を振り、警察署に向かった。


「さて、俺たちはどうする?」


「そうですね。私たちもまた明日、三木さんからの連絡を待ちましょう」


「そうだな」


 純は携帯を取りだし、乗り換え案内を確認した。


「次の電車は三十分後……深山、俺は駅にいるから、コンビニで飲み物を買ってきてくれないか?」


「えぇ……まぁ、良いですけど。」


 純から小銭を貰い、紫音は近くのコンビニまで走った。


「変な飲み物は買ってくるなよ!まともなやつだったら何でも良いから!」


「まともなやつって、何ですか!?」




「はぁ……」


 紫音はひとまず、コンビニに辿り着いた。比較的駐車場が大きく、人も多いため活気もそこそこある。


「さて、アイツの分は緑茶で良いか……」


 緑茶を手に取り、自分の飲み物を探った。腕をくるくると動かし、ほっとゆずに目が留まった。


(これにしよ。)


 それを取ろうとすると、他の人の手とぶつかった。


「あっ、すいません……」


「いえいえ、先どうぞ」


 男の声だった。先に紫音はほっとゆずを手にし、その男に軽く会釈した。すると……




「あ、探偵ごっこのちびっ子じゃないか」


 殺人事件の捜査をしていた巡査、恵比寿伸也だった。


「ちびっ子じゃないんですけど……」


 紫音は内心驚きながらも、掠れた声でこう返した。




 続く

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