戦闘サークルうんぽこ

大盛りごはん

第1話

 「あっっっついな~~!!」

 「片桐かたぎりさん、動かないでください!」

 田中善蔵たなかぜんぞうはカメラの様な測量機器(トータルステーション)を覗き込んで片桐弥宵かたぎりやよいの持つピンポールプリズムに狙いを定めていた。

 ピッ………ピ!

 「オッケーっすよー!」

 「今のが最後のポイントよね?」

 「ですよ!現場終了です!」

 「ねー、ぜんちゃん、今日週末じゃん?どっかで飯食ってこーよ。」

 「取り敢えず事務所帰って、データの計算だけさせて下さい。」

 「えええええ!いいじゃんそんなの月曜日で。」

 「すぐ終わりますから!」

 「ったく、真面目だなぁ~。」

 田中善蔵と片桐弥宵は機材を片付けて軽バスで測量現場を後にした。

 

 田中善蔵は20歳の男性。多賀谷測量たがやそくりょう(株)の社員(入社して1年)。目付きが悪いタレ目で、髪型は黒髪に真ん中分けで長さは普通。身長は170cm、体重は58kg程度。彼は両親から無理矢理武術を習わされており、空手、柔道、柔術といった武術に精通している。実力者であり、特に空手は世界ベスト4の記録を持っている。だが、本人は固執しておらず、両親の事故死をきっかけに辞めている。


 片桐弥宵は年齢21歳。田中善蔵よりも1年先輩の社員。黒髪ロングで女優かと思うくらいの美貌の持ち主。身長156cmで体重は43キロとモデル体型でスタイルも良いのにいい加減な性格故に彼氏がいない。


 「お待たせしやした。行きましょっか、片桐さん。」

 「おう!今日は飲むぜ~!」

 会社は神奈川県横浜市緑区内にあり、二人が行くのは会社の最寄り駅に近い海鮮居酒屋。週末ということもあり、仕事帰りのジジィやババァで込み合っていた。が、


 「予約してた片桐です~。」

 「お待ちしておりました。お席はお2階の個室をご用意致しております。」

 「どもども!」


 このとき田中善蔵は思った。

 (この人、こういう時だけは揺るぎないリーダーシップを発揮してくれるんだよなー。)


 店員に案内されるがままに2階の個室に入ると、駅周辺の夜景が見える。........とは言っても小さめの商店街の様な場所なのでそんなに綺麗な景色ではない。

 「今日はガンガン飲むぜ~!」

と、片桐弥生が意気込むが、田中善蔵はツッコンだ。

 「いや、俺ら酒飲まないじゃないですか。」

 「だからコーラ死ぬほど飲むのさ!」

 二人とも酒が苦手で飲めないレベルである。なのに何故居酒屋なのかは誰にもわからない。田中善蔵が質問した。

 「何で個室なんです?」

 「なんだよ、何か文句あんのか?ハゲ。」

 「いや、文句はないっすけど、片桐さんほどの美人と2人っきりで個室って、わりと緊張するんですよ。しかもテーブルじゃなくて座敷だし。」

 「なんだよ~、可愛い奴だなお前。だって二人の方がちゃんと話せるじゃないか。」

 「まぁ、そっすね。」

 「そうだ、ぜんちゃんに忠告したいことがあったんだよ。今日の現場のさぁ、土地所有者の奥さん、あれはあれだ、要注意だよ。」

 「はぁ?何がです?」

 「だってあの女、今朝ぜんちゃんが作業の説明してる時にうっとりした笑顔でぜんちゃんの事ガン見してたもん。あれは年下の男が好みな女の目だったぞ!」

 「マジすか?あの奥さんまだ26歳って言ってたし、ワンチャンあるかもなぁ。」

 「馬鹿野郎てめぇ、なに満更まんざらでもない顔してやがんだコラ!あの女、夫が歳10こも上だからって、自分より若いぜんちゃんをたぶらかすつもりだぞ!」

 「‥‥‥‥‥あんな清楚な若奥様が‥‥‥‥!ギャップが逆に興奮する!」

 「この糞がぁ!」

 「でもでも、そんな決め付けは良くないですよ。あんな優しそうな人がそんな乱暴な人とは、俺には思えない。」

 「ふん、甘いなぜんちゃん。あたしはそんなに甘くないからさ、今後ぜんちゃんがあの家に行くときは、必ずあたしも同行する!」

 「やりずれ~‥‥‥‥‥。」

 「これは先輩命令だ!」

 「面倒くさい先輩だなぁ。」

そんなふうな会話をしながら、二人は美味しいコーラと美味しい料理を楽しんだ。


 蟹。蟹を食べていた。蟹を食べると無口になると昔から言われているが、片桐弥宵には当てはまらないらしい。

 「ところでぜんちゃんさー。」

 「なんです?」

 「前から思ってたけど、ぜんちゃんって痩せ形なのになんかガッチリしてるよね。何かスポーツでもやってたの?」

 田中善蔵は嫌な事を思い出したかのように、背もたれに寄りかかる様な格好で両掌りょうてのひらを自分の後ろの座敷面に突きながら答えた。

 「19歳の時まで空手やってました。15から18の時までは柔道と柔術も。」

 「すんげー。格闘家じゃん。」

 「両親に無理矢理習わされてたんですよ。物心ついたときには、既に道着着てました。」

 「なして?なして辞めちったの?」

 「父ちゃんも母ちゃんも去年事故で死んで、やってる意味なくなっちゃったからです。無理矢理習わされたとは言いましたが、決して嫌ではなかったです。俺が試合で勝つと、俺よりも父ちゃん母ちゃんのほうが喜んでくれて、それが俺も嬉しくて続けてこれたんですけどね。」

 「けど、辞める必要はなかったんじゃない?」

 「いやだって、目的も無ければ武術なんてただの暴力と同じですよ。道場ではどいつもこいつも礼儀やら何やらを口うるさく言ってましたが、いざ試合となりやぁ、そいつらまるで血に飢えたチンパンジーみてぇなツラして相手を叩きのめすことしか考えちゃいないんです。結局は綺麗事なんですよ。心技体しんぎたいも、守破離しゅはりも、色即是空空即是色しきそくぜくうくうそくぜしきも。そんなの続けてたって、意義ある目的もなけりゃ、ただのチンピラですわ。」

 「『血に飢えたチンパンジー』って何?」

 「何か間違ってました?」

 「...........まぁ、いいや。けどさぁ、お父さんお母さんも続けて欲しいと思ってるんじゃい?」

 「でしょうね。でも俺続けたくないんで。」

 「あっさりしてんなぁ~.......。」

 二人が話しているうちに、蟹雑炊が来た。その後もわりと長々と二人の会話は続いた。片桐弥宵が気付いた様に言った。

 「んぎゃ、もう2時じゃん!」

 「マジすか?」

 さすがに遅いので、二人は会計を済ませて帰路についた。夜中の2時とは言っても、二人の住まいはこの居酒屋から徒歩15分、会社からは徒歩10分ほどの所にあるアパートである。電車やバスは必要ない。片桐弥宵はそのアパートの1階に部屋を借りており、田中善蔵は2階に部屋を借りている。田中善蔵は片桐弥宵より2年程後から引っ越して来たのだ。偶然にも同じ会社で働く同僚でもある。


 二人が一緒に歩いている途中で事件と遭遇した。

酔っ払った40歳を越えた男3人が1人の若い女性をナンパしていたのである。かなり強引に見えた。

田中善蔵と片桐弥宵はその状況を離れた位置でたまたま目撃していたが、次の瞬間4人目の男が酔っ払った男達の後ろから現れた。背丈は176cm程で、体重は64kg程度。髪型は真っ直ぐに生えた雑草の様なツンツン頭の金髪に両耳にはピアスを着けている。上はアロハシャツをまとっており、下は黒いジーンズ。目付きは良いが鋭い眼光を放っているその男は、どっからみてもチンピラであった。酔っ払った男達は女性に執拗に迫る。

 「なんだよネーチャン、俺達と飲みに行こうぜ。いい店知ってんだよ。」

 すると後ろからきたチンピラが言う。

 「おうコラおっさん共、俺もいい店知ってんだよ。新宿二丁目にあるサウナでよぉ、男しか入れねー天国みてーな所だ。俺も含めて4人で盛り合おうぜ!」

 すると酔っ払いの1人が振り返って言った。

 「な、なんだテメェは!?」

 チンピラが言葉を返す。

 「あんたらにナンパしてんだよ。そんな女なんかより俺の方が絶対いい男だぜ?」

 「ざっけんな!邪魔すんじゃねークソガキ!」

 言いながら、男は右拳をチンピラの顔面に打ち込む。しかしチンピラはその拳を避ける。具体的には、チンピラから見て左側に若干前屈まえかがみに動いてかわした。そしてチンピラは前屈みになった勢いを殺さず右腕を90度に曲げて右拳を酔っ払いの顔面に叩き込んだ。クロスカウンターである。その後、チンピラは左拳で酔っ払いの腹部にボディブロー、また、その拳で酔っ払いの顎にアッパーを決める。相手の顎が上を向く。その隙にチンピラは右足を右下から左上に向かって円弧を描く様に背足で酔っ払いの左則頭部を蹴った。右の上段廻し蹴りである。酔っ払いは膝から崩れ、横倒しになった。

 「よっしゃ一丁あがりぃ!次はどいつだ?」

 「や、やべぇ、逃げろ!」

 酔っ払い達は慌てて倒れた仲間を連れて逃げて行った。チンピラは若い女性に話し掛ける。

 「大丈夫ですか?お嬢さん。ま、俺が来たからには、もう何も心配要りません。」

「なにが『大丈夫ですか?』よ。ふざっけんじゃないわよ!もう少しでおっさん3人と楽しく飲み会出来たってのに、よくも邪魔してくれたわね!」

 チンピラは女性の予想外の反応にビビりながら言った。

 「あ、あれ~?でもさ、飲んだあと何されっかわかんねーんだよ?」

 「だからそれが楽しみだったってのよ!あたしはねぇ、40越えたおっさんが好みなの!一晩で好みの男3人も手に入れられるチャンスだったのに!あんたどう責任とってくれるのよ!?」

 「責任って、君一体何歳?」

 「話そらすなバカ!あたしは17よ!」

 「じゅ、......マジかよ!?だったら歳が近い俺の方がよっぽど........」

 「ばっかじゃないの!?あたしはガキにき興味が無いのよ!だいたいあんたのどこに魅力があるわけ?成熟した大人の色気ってやつがまるで無いのよ!男としての質が違うの!わかるぅ?わかんないか、馬鹿そうだもんね!お前二度とあたしの前に現れんな!この小便頭しょょうべんあたま!」

 そう怒鳴って、女性は歩いて行ってしまった。一方、その一部始終を離れた場所から見ていた田中善蔵と片桐弥宵は、

 「...........................。」

 片桐弥宵が言った。

 「帰ろう、ぜんちゃん。」

 「そうですね。」

 一人で突っ立ったまま涙を流すチンピラを憐れむ様に二人は去って行った。



 片桐弥宵はチンピラに気を遣う様に言った。

 「いや、でもね、彼は助けるためにやったんだからね!憐れむ必要は無いよね!彼は正義だ!」

 「その通りですね........。普通に考えれば、すげー勇気ある行動でしたね。あの金髪の人のスピード、あれは素人じゃない。」

 「勇気ある行動だよそうだよ!ぜんちゃんもそう思うだろう?結果は残念な感じだったけど!」

 「あんなふうに、だれかを助ける暴力って、あるんですね。結果は残念な感じだったけど。」

 「でもなんか暴力って言うと聞こえが悪いよね。」

 「俺は、なんだかスゲーもん見た気がしましたよ。」

 「ぜんちゃんも習った武術であたしのこと守ってもいいんだよ?」

 「片桐さんはなんかその必要無さそうなんで遠慮しますわ。」

 「ひ、ひどいよぉ....。」


 二人のアパートに着いた。築10年を越えるこのアパートだが、ボロボロって分けではなく。落ち着いた雰囲気の木造2階建である。部屋の数は五つしかないため、一部屋が一人暮らしにとっては少し広めだ。自分の部屋に戻った片桐弥宵は入浴を終えてから考えた。

 「(よし、これからぜんちゃんの部屋にコーラ持って遊びに行こう!)」

 買いだめしていたコーラを4本持って、片桐弥宵は田中善蔵の部屋に行った。しかし、のっくをしても返事が無い。ドアノブを握ってみると、鍵が開いたままだ。

 「(あら、あらあら?ぜんちゃんったら、もしかしてあたしが来るの期待して鍵開けてたのかな?)」

 ニヤニヤしながらそんな風に思っていたが、違った。部屋に上がってみると、田中善蔵の姿が無かったのだ。

 「にゃ!どこに行った!?」


 その頃、田中善蔵は先ほどのチンピラが居た駅の近くの路地に向かって走っていた。

 「(まだあのチンピラが居るかも知れない。聞きたいことがあるんだ。)」

 走ることおよそ4分、閉店時間を過ぎているがためにシャッターが閉まった店の並ぶ通りに、チンピラが居た。体育座りで泣いてた。すっっっごい泣いてた。チンピラは一人で呟く。

 「俺、俺、俺、勇気出して頑張ったのに.......。何で?........なんでこうなるの?」

 憐れだった。チンピラ本人も助けたつもりだったのにまさか怒られるとは夢にも思わなかったのだ。とても声がかけずらかった。いや、かける言葉が見つからなかった。だが、田中善蔵は勇気を出して声をかけてみる。

 「あ、あのう..........。」

 「なんだよ、俺を笑いに来たのか?」

 「いえ、とんでもないです!さっきの喧嘩けんか、見てました。」

 「じゃあやっぱり俺を笑いに来たんじゃないか!なんだよ、笑えよ!どうせ俺は馬鹿だよ!魅力の無い男だよ!魅力の、魅力.....................うぇ~~~ん!」


 もっと泣いてしまった。田中善蔵はなぐさめる様に言う。

 「それでもあなたは勇敢でした!」

 「おい、馬鹿と魅力が無いことは否定してくれないのかよ!」

 「そんなことより、あなたに聞きたいことがあったんです!」

 「そ、『そんなこと』って言った......。」

 「あのう、どうしてあんな事が出来るんですか?」

 「あんな事........って、どんな事?」

 「さっきの、あれですよ。女の人を助けてたじゃないですか。あんなことは、普通には出来ない。」

 「はぁ?べつに誰にだって出来るだろうが。」

 「!?」

 「君にだって出来るさ。」

 「いえ、俺なんかにそんな......。」

 「『やらねー』だけだ。不可能ではないだろ?」

 田中善蔵はこのチンピラの様に、誰かが強引なナンパ、あるいは不当な暴力の被害者になっている場面に出くわした事が無いわけではない。しかし、素通りしてきた。助けようなんて考えたことも無かった。学生時代は苛められていたクラスメートも認識していたし、不良グループに絡まれている生徒達も見てきた。だが全部に興味が無かった。武術を習っていた時期は、己が強くなることだけを考えていたのだ。他人の事なんかいちいち気にしてられなかった。一方で、このチンピラは違うのだろう。これまでに沢山たくさんの他人や友人を助けてきたのだろう。それも、暴力という決して許されない力で。しかしこの暴力、田中善蔵も実は得意なはずである。使えば必ずだれかの敵になる。だが同時に誰かの味方にもなれるのだ。警察とて暴力的な抵抗を止めない犯罪者には逮捕術と呼ばれる『暴力』で対処することもある。特撮ヒーローも同じである。悪を倒すために『暴力』を行使する。あくまでも状況によってはだが、『暴力』は正義または善意にもなり得るのだ。この金髪のチンピラは明らかに彼自身の善意から暴力を行使した。結果的には誰の味方にもなれなかったが。だが田中善蔵は動こうとすらしなかった。武術の経験があるにも関わらずである。本来武術とは不当な暴力に抗う術であるはず。なのに田中善蔵は女性を助けようとしなかった。故に田中善蔵は気付いてしまった。ただ己が強くなる事だけを考えて鍛練たんれんを重ねていた自分も、ただの暴力人間だったのだと。その辺の喧嘩自慢けんかじまん達と変わらないのだと。

 「俺には、不可能でした。」

田中善蔵は落ち込んだ様に言った。

 「んなら、これからやってみれば良いのさ。いいもんだぜ、『ありがとう』って言われるのはよぉ。」

 「これから......?」

 「そう。これからだ。あんた見たところ、格闘技かなんかやってそうだから、えーんだろ?」

 「どうしてわかったんですか?」

 「なんとなくだよ。こっちに歩いて向かってくる時、体の軸がほとんどぶれてなかったしな。」

 「貴方はなにか格闘技をやっているんですか?」

 「やったことねーよ。俺は喧嘩自慢けんかじまんってだけさ。幼稚園児の頃からな。」


 衝撃だった。格闘技を習ったこともないただの喧嘩自慢。田中善蔵は、自分は喧嘩自慢以下の存在であることにも気付かされた。

 「凄すぎます........。」

 「ただの喧嘩だぜ、凄くなんかねーよ。」

 「俺も、やってみたい。誰かの役に立ちたい。武術を15年も習ってきたんだ。」

 「なら、明日の、いや、時間的にはもう今日だな。夜11時にこの場所に来いよ。」

 そう言って、チンピラは田中善蔵に一枚の名刺を渡した。『Hard rock bar《ハードロックバー》 Thunderstruck《サンダーストラック》店長 最上もがみ幸就ゆきなり

と書いてあった。チンピラが言った。

 「その最上もがみ幸就ゆきなりって人は2年前に死んでるし、そのバーも潰れてるけど、建物だけは残ってる。そこに来いよ。他に仲間が居るんだ。ボスにもお前さんの事を紹介してやるよ。」

 田中善蔵が名刺の裏を見てみると、店の所在地が記載されていた。田中善蔵が疑う様に言った。

 「ボス?まさか何かのヤバい組織ですか?」

 「はっはっは!違うぜ。まぁ暴力による人助けのサークルみてぇなもんだ。」

 他にもこのチンピラの様な人間がいる。しかも同じこころざしを持った人間が。

 「かなり人間離れした人だけど、ボスと呼ぶに相応しい人だ。俺もそこにスカウトされたんだよ。カツアゲ野郎をやっつけたらさ。」

 田中善蔵は思った。

 「(こんな事を仲間を作ってまでやろうと考えた人か。どんだけうつわのでかい人間なんだ?)」

 「わかりました。夜11時に行ってみます。」


 こうして、田中善蔵の新しい武道が幕を開ける。

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