第2話「龍郎の特訓」

前回のあらすじ

龍郎は拓弥将軍からロープをもらう


龍郎「さてロープを用意したけど…」

  「これをどうやって屋根にくくりつけるかだ」

  「さきっちょにフックをつけよう」


龍郎はフックつきロープにした


龍郎「これを屋根に引っ掛けて」

  「そして屋根によじ登って」


龍郎は屋根に登った


龍郎「じゃあこのフックはいらないな」


龍郎はロープをけり落とした

それを見ていた龍冷は…


龍冷「一体兄上はどうするつもりなんだろう?」

拓弥将軍「知りませんよ」


そこへ龍見がやってきて


龍見「まさかこの歴史書一冊で龍郎兄上を飛ばすことに成功するとは…」

  「歴史書も侮れないなあ」

拓弥将軍「その歴史書って?」


龍見は拓弥将軍に「龍郎伝説」を見せた


拓弥将軍「これは…!」

    「龍郎伝説!」

    「なんでこんなところに…」

    「そうか…」

    「それだけ時が過ぎたということなのか…」

龍見「何か問題でも?」

拓弥将軍「問題はないよ」

    「むしろこの歴史は語り継いでいくべき歴史さ」

龍見「ならよかったです」

拓弥将軍「(でもそれだけ時が過ぎたんだなあ…)」

    「(おれたち地球の民は不死身だからそのことに気づかなかった…)」

    「(でも改めてこんな物語がここに残っていることを考えるとそれだけの時  

      が過ぎたんだなあ…)」


その頃龍郎は何をしていたのか


続く

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