声を絶つ
藍ノ 羊
第1話 「呪いの電話番号」
千加「そうそう。それでね、いつもはね、男の人がぼそぼそ何かを話す声が聞こえるんだけど、水曜日だけ女の子の声がするんだって。その女の子とお話ししちゃうと、2週間後にその子が迎えに来て、〝あっち″に連れてっちゃうんだってさ。」
亜子「みっちゃんは怖がりだなー!どうせ嘘だってば。」
千加「そうそう。だってその電話番号もみんな知ってるけど誰も死んでないし。どうせかけたってなんにも聞こえないよ。何なら今日かけてみる?すぐそこに公衆電話なかったっけ。」
亜子「あったあった!駅の近く!私かけてみたい!」
美月「あーちゃんもちーちゃんも待ってよ…もう!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます