第2話

出来事それは、ナキナルとフルシスの間に出てきたアリィの島のことだ。


最初に発見したのはどっちの国なのか分からないが川沿いに住んでいる人が国中に広めたようだ。


最初は人が1人寝ころべるぐらいだったが次第に広くなっていった。

名前の由来はフルシスとナキナルの王の名前から取ってつけたようだ。

ーーーーークロイ家ーーーーー


「あのアリィってどれくらいまで広がるんだろう」

「さぁな」


ウクナはアイルの質問に対して興味がないようだ


「ねぇねぇ、アリィが出てきた原因探しに行こうよ!」


目がキラキラ光るアイル。放っておいたらいつの間にか消えていそうな目のキラキラさだ


「いつ行くんだよもうすぐ始業式なのによ」


一応着いてきてくれるようだ。これでアイルの死は薄れただろう。


「なら今からはダメか〜」

「始業式があってもなくてもダメに決まってんだろ!もう昼だぞ。それに夜になれば隠れていたモンスター達が襲ってくるぞ!魔法も覚えてないアイルには無理だ」


死んで欲しくないのかアイルに対して強く言いすぎた。


「、、、、、、、、、」

「なら、俺が魔法使えるようになったらだったらいい?」

「あぁ、いいだろう。俺が1ヶ月かかったんだから早くは行けないかもな」


すこし煽ったウクナだった。

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