第7話 地獄の終わり 悪夢の始まり

第7話


今日で悪夢は終わる。


やっと、この日が来たんだ…


「やぁ、来てくれて嬉しいよ♪」


煩い、脅して来させる様にしてる癖に何様のつもり?


しかも、朝っぱらから呼び出してきて…


「今日で終わりなのが残念だよ。」

「…やるなら早くして。」

「おお、君から求めてくれるなんて!」


早く終わらせたいだけ!


ていうか、今日のコイツは何時にも増して気持ち悪い…


テンションが無駄に上がってて、見てて吐きそうになる…


存在自体が不快なので、当たり前の話なのだが…


「お望み通りやろうか、楽しもうね…」


楽しんだ事なんて一度もない。


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「はぁはぁ…」


また、あの変な薬のせいで無理やり気持ちよくされた。


アレは本当に神経が削れるからキツいし、何度も失神しそうになる…


不快感もより増すので、流される事は皆無だけど…


それより、あの何時もとは違う薬は何だったのだろうか?


「良いよ、本当に君の中は気持ち良い!」


黙れ、本当に不快なのよ…


「さて、これで最後にしよっか…」


やっと、この悪夢が…


「ねぇ、一つだけお願いがあるんだ♪」

「………何…………?」

「気持ち良いって言ってよ。」

「………………………………………………はぁ?」

「アイツより気持ち良いって、先輩の方が良いですってさ!」


…コイツ、正気なのだろうか?


ぶっちゃけ、人識くんより小さいし、気持ちよさだって薬だよりのコイツに?


ふざけてるのにも程がある…


「やってくれないなら、バラしちゃうよ?今までの苦労が水の泡だよ?それでも良いの?」

「なっ…」

「それに何時も強請ってくれたじゃん?それと同じ感じにすれば簡単だよ?」

「………………………………………解ったわよ。」


これで、これで最後なのだ。


我慢、我慢して…


「ほら、気持ち良いか?」

「あっ…♡ん♡気持ち良い♡」


そんな訳がない!


快感よりも不快感と吐き気が襲ってくる!


「どうだ?アイツのより良いだろ?」

「はいぃ♡先輩の方が気持ちいいですぅ♡」


死にたい、今すぐ死にたい…


何で、こんな目に…


「よし、出そうだ。」


奴はそういうと、一旦挿れていた物を出す。


そして、少し間を置いて挿れ直してきた。


えっ、この感覚は…


「最後だからね。折角だから、中出ししてあげるよ♪」

「いやっ、それだけは…」

「だ〜め♪」


奴は私を押さえつけて、腰を振る速度を加速させていく。


嫌っ、やめ…


「うっ、出る…」

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!」


最後の最後で本当に中に精液を注ぎ込まれ、派手にイカされた。


は、早くかき出さなきゃ…


それに、写真や動画も…


「ほら、写真だよ。動画も。これ、一応、データの奴もね。」


と、奴が意識が朦朧としている私にそれらを渡してくる。


だが、それをどうにかする間もなく…


…私の意識は闇へと落ちていった。


続く

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