第2話
あんなにイキったけど角恐ええええ!!
クソっ!頼むから俺に勇気をくれっ…!
ー特性 勇気 を獲得しましたー
あ、本当に勇気湧いてきた。
にしても俺は何をビビってたんだ?
ここで臆する方が危険だろ、だから…
「ギギギャァァァァ!!!」
ー特性 威圧 を獲得しましたー
こうやって相手をビビらせる、あとは、角を掴む!
よし、これで何も出来ないだろ兎野郎。
このまま頭叩き割ってやるよ!
オラッ、オラッ!
…いや、殴って頭を割るのは無理だな、地面に叩きつけるか。
ガンッ!ガンッ!
これ、大分時間かかるな…根気強くやるか。
ーーー
はぁ…はぁ…、疲れた…。
小動物を殺すのってかなりキツイんだな…
しかも火無いから食えないし…最悪…
ー特性 格上殺し を獲得しましたー
コイツ格上かよ!?
まじか…思ってたよりゴブリン弱いな…
はぁ…今日のメシ、どうする?
…いっそこのまま食うか…?
ーーー
ー特性 異食 を獲得しましたー
意外と食えた、これがゴブリンの力…?
いや、異食って出てるし違うか…
まぁ、食えたしどんどん兎殺して行くか!
いや、角生えてるし兎ではないのか…?
ま、どうでもいいか。
ーーー
ー特性 憶病 が 慎重 に変化しましたー
めっちゃ俺つよくなってる…
いやーレベルも上がったし、今日は兎肉パーティー
だな!
あとは…人間についてはどうするか…
人間の街を探す?でも女神の話しぶり的に人間大分終わってるぞ?
いや、とりあえずは火か、食料の味は死活問題だ。
にしても火か、火起こし…するか?
ーーー
あ"あ"あ"あ"あ"!!!!火全然着かねぇぇぇ!!!煙すらでねぇんだけど!!!
ー特性 器用 を獲得しましたー
遅せぇぇぇ!!!
くそぅ…めっちゃ楽に火起こしできる…
もっと早くにこいつを獲得できれば…
火…火だ…ようやくお肉を美味しく食べれる…
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