少し好き。

アシカ@一般学生

少し好き。

僕は君にずっと片思いをしている。

飲み会の後、飲み干しそうな缶チューハイを持ちながら僕と君は夜の帰り道を歩く。

君は3ヶ月前くらいに彼氏と別れて寂しいらしい。

お互い酔いが回ってて二人重なる手が心地よい。

なんとなく話している中、僕はなんとか平常心を保って君に聞いた。

「俺じゃダメかな?」

「うーんどうだろう」

君は答えをはぐらかした。

「なんだよそれ。俺って君にとってどんな存在なの?」

そして君は一言僕に言った


「少し好きかな」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

少し好き。 アシカ@一般学生 @ashipan

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ