殺人鬼たちの休日
みさか/UN
殺人鬼の再会。
ロンドン、いや。全世界を恐怖に陥れた殺人鬼
「ジャック・ザ・リッパー」
1888年イギリス・ロンドンで突如出現した正体不明の殺人鬼。
またの名を「ホワイト・チャペルの殺人鬼」などと言われた。
イギリス・ロンドンにあるとあるカフェ
そこの店には、一人の紳士風の男が座っていた。殺気を醸し出しているため、
店員はメニューを取る以外、男のそばに近寄らなかった。
男は常連のようにメニューを取り、注文をした。
「失礼、マダム。サンドイッチを一つ、ミルクティーを一つください。」
「はっ!!!はい!!!ただいま!!!」
どうやら、マダムは緊張しているようだ。
ですが、少し怯えているようだ。かわいそうに、そんな怯えることはないのに...。
「しつれいします!!ミルクティーとサンドイッチです!!ごゆっくり!!」
すこし、殺気を出しすぎたようだ。
おっと。失礼私、切り裂くジャックこと、ジャック・ザ・リッパーと申します。
皆さんのご存知の殺人鬼です。ですが、ここは2020年。なぜ私が生きているのかというと、話せば少し長くなりますね。
1920年、私が30歳くらいのときに、急に目の前に水色の円盤が出てきて、車という乗り物が急に出てきたのです。その時だけは取り乱しましてね。
即座に殺す体制になりまして。
そこから、車から出てきた人と対峙しましてね。
一応和解はしました。ギャッツビーという名の殺人鬼らしいです。
私達は瞬時に仲良くなって、今に至ります。
カランっコロンっ。
どうやら来たようですね。「おまたせ。ジャック!!何分前に来ていたのだい?」
少なくとも嘘は通じないようですね。「今から20分前に来まして。」
「あっはははははは!!やっぱり時間には厳しいね。僕もちょうどの時間に来たんだけどね。君がこんな早く来るとは思わなかったよ。」
「で?今日私を呼んだ理由はなんです?」
「ああ。それはね2020年の買い物をしようってね。誘おうとしたのさ。」
ショッピングモールというやつですか。行って見る価値はありそうですね。
「では、このミルクティーを飲んだあと、行きますか。私も興味があります。」
「そう来なくっちゃ。」
さてでは行きますか。2020年の獲物を探しにね。
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