第5話 危険な体育祭!

「よし みんな持ったな?」


「はい!」


「おう!」


「うん!」


「銀行行くぞー」


銀行


「すみません、これ預けてください」


「わ、わかりました」


「手数料は550円になります」


「どうぞ」


「ありがとうございます 今後とも上秋銀行をご贔屓に」



「よしと なんとか預け入れできたな」


「あんな大金 相当な仕事じゃない限り稼げませんよ」


「まあ 確かにな」


「でも 何でも屋だからこそできるんじゃないの?」


「確かに」


「取り敢えず 仕事は続けてもらうぞ サークルも続行だ」


「了解 こんな大金で仕事する必要性あるんですか?」


「お、今お前言ったな? 俺の仕事は馬鹿にできないんだぜ? 普段売ってない、あー、プルトニウムって言ったらわかるか? あの危険物質の」


「まさか」


「そう 戦利品である時もある 大丈夫、一応危険物取扱者と核燃料取扱主任者の免許取ってるし、大体の免許は取ってるから大丈夫!」


「は、はあ(本当に大丈夫かしら)」


真家


「よしこれだけあれば作れる!!」


10日後


「よっしゃー!出来たー! タキオン細胞に、モンハナシャコの細胞とカブトムシの細胞を俺に適応するための細胞、そうだなJS細胞と名付けよう!それと擬態用の細胞に!色々な兵器!俺は魔法が使えないからなあ

他にもいろいろな細胞とか粒子とか出来たし!あ、ウーパールーパーの細胞入れとくか!」


「うるさい!」


「あ、すまん青龍」


その翌日


「お前らも知ってると思うが そろそろ体育祭がある 今回は合同体育祭だ」


「先生 どこの学校と競うのですか?」


「朱莉 今それを説明する 競う学校は

沙耶等間高校さゆらまこうこう搭乗館高校とうじょうかんこうこうだ」


「朱莉 今言った高校って、何?」


「知らないのですか?! はあ 後で説明します」


ホームルーム後


「で、沙耶等間と搭乗館高校?って何?」


「ハァ、本当に知らないのですね?」


「うん、基本的に自分の興味あるやつしか知らないから」


「今回の相手はどちらも強豪校なのです」


「それで?」


「はい、種目としては 騎馬戦、個人リレー、全校リレー、障害物競走、借り物競走、綱引き、大玉送り、台風の目、棒倒し、そしてこれは珍しいですが、決闘死合です。」


「決闘死合? 殺し合うの?」


「どちらかというと相手が枠からはみ出るか

降参宣言するか、戦闘不能にするかで勝敗が決まります、ちなみにこれはうちの学校名物で毎年トーナメント形式で行います」


「ふーん、新しい力を試すのに丁度いいな

スパーリング相手だ」


「日程は10月31日 ハロウィンの日に行います」


「なんで?」


「理由としては ハロウィンは仮装とかを行いますよね? その日には月がよく見えるとされます、あなたならここまで言えばわかりますよね?」


「そうか!魔力は月の満ち欠けによって変わり新月と満月の日は特に魔力多くなる、特に満月の日は魔力が1ヶ月の中で特に多くなる、そしてハロウィンは、その月が大きく見えるつまり近くにくるため魔力が頭より多くなる、それにどんな因果か知らんが、必ず満月になる」


「さすがですね 私が求めてた満点回答です」


「けどおれ体育祭の種目出してもらえるかなあ」


「おそらくいつも通りなら厳しいでしょうね」


「ひでぇ!」


「お待ちください いつも通りと私は言いました」


「だから?」


「私が交渉してみます、ついでに武器の使用に関しても一緒に交渉します」


「学級長ありがとーー!(´;Д;`)」


「離れてください、気持ち悪いです」


「(´・ω・`)」


「まあ わかったなら練習などに参加してください」


「はーい」


搭乗館高校


「なぁ 31日わかってると思うが 体育祭、決闘死合、どうする?」


「取り敢えず、俺が出よう」


「お、最強はもちろん行くのか そういえば、魔剣科高校には、魔力が一切使えない奴が一人いるらしいが?」


「ああ、中条真ね、あんな奴は俺の敵じゃない せいぜい、魔力を扱えるようになってから挑めって伝えたいさ、まあ、そんな足手纏い出さないと思うがな」


「流石!我が校最強と言われるお方のお言葉は格が違います!!」


沙耶等間高校


「どうします、魔剣科高校の対策」


「おそらく、いや少なくとも魔力が使えない中条真というお方は全くと言っていいほど脅威ではないと思います。けど、紫電駆流というお方は厄介ですわね」


「そうですねー」


「紫電駆流の相手はあなたにお任せします」


「わかりました、会長はどうします?」


「格の違いというものを見せたいので、中条真と戦わせてください。あの方は恐らくメンタルも弱いですし、せいぜい持って1分ですね

なぶり殺しに差し上げます」


「流石会長、潰すと決めたら徹底的にやりますね!」


魔剣科高校


「真ー」


「なんだ?」


「決闘死合 出るのか?」


「まあ、予定だ」


「www外野どもが真の強さ見たらどうなるんだろうなww」


「さあな。でも、俺に挑むなら決して五体満足では帰さん」


「おお 怖い怖い、出るならその意気で頑張れよ!」


「おう」


「真さん!」


「なんだ?」


「決闘死合出てもいいと了承を得ました!武器の使用も取り合うとのことです!!」


「おっしゃ!」


1週間後


沙耶等間高校


「武器の使用は許可ですか、弱者なら何をしても無駄ですわよ」


搭乗館高校


「武器の使用ありか、弱者はなにをやっても弱いままなのにな」


そして練習などをしていくうちに時は過ぎてゆき 


体育祭当日


「始まったー!」


「(真君!)(真さん!)(真!)」


「お前等か、なんだ?」


「一緒に頑張りましょう!」


「絶対勝とうね!」


「決闘!楽しみにしてるぜ!」


「お前ら(´;ω;`) ありがとなー!」


「最初は綱引きです 真さん一番後ろに行ってください」


「おう」


そして


「皆さん!真さんに賭けますよ!」


「はい!」


「チッ、なんでだよ」


真を受け入れてる人は多くなってきたが

まだ快く思ってない人もいるようだ


そして

試合開始の、ブザーがなった


「おら!引けー!」


「お前ら踏ん張ってろ!」


「腕がキツくなってきてる!」


「真さん!」


「ああ 、よっと。」


真が少し力を込めて引いた綱は 一瞬で勝負がついた


その後も 真のおかげで 真の学年が圧勝していたが そんなことに気づかない人達も多くいた


第二種目 騎馬戦


「確か、俺が騎手だよな おーいお前らー

集まれー」


そして駆流たちが集まり


作戦の確かめ合いをした


「相手のポイント取り優先でいいよな?」


「はい」


「よし 勝ちに行くか!」


「そうだね〜」


「だな!」


そして次々と騎馬が倒した倒されを繰り返され 真達の騎馬の戦いになった



「お前ら! 勝ちに行くぞ!」


「(おう!)(はい!)(うん!)」


相手も俺をはっ倒す気で来ている、

相手が俺の頭に向けて手を伸ばして後ろに倒そうとしてきた おれはその手を屈んで カウンターを喰らわし 相手の騎馬を崩した


「よし!」


第三種目 個人リレー


「かますか!」


「真ー頑張れよ!」


「おう!」


「ヨーイ、(バン!)」


破裂音がした瞬間 俺は出たが 皆魔力で瞬発力と、反応速度を上げてあるため 俺は出遅れた


(出遅れたか!、魔力でみんな足強化してるな、だが タキオン細胞の見せ所だな!)


俺はいつもやるように 全身に魔力を込めて

その後にタキオン細胞を発動させた

自分でもびっくりの速度だった なぜなら発動させた瞬間には既にゴールを超えていた


「なっ! お前!反則したろ! きっと魔法薬でドーピングしたんだろ!」


「半分当たり?いや全然かも だって細胞からやったんだから なら血液検査でもする?」


「チッ!」


「負け犬の遠吠えかよ」


第四種目 決闘死合


「ルールはいたって簡単 相手を場外に出すか 殺すかだ 相手が降参したら止める いいな!」


「「はい!!」」


「お、あった なるほど 俺の初戦の相手は

搭乗館高校の雑魚か 見た感じ 搭乗館高校と沙耶等間高校の あの男と女がここではトップか 戦いたいなぁ!」


「おーい 真ー」


「駆流か」


「準決勝で俺等は当たるんだな、ちゃんと来いよ!」


「ふん そのセリフ そっくりそのまま返してやるよ」


俺等は 拳を合わせた


「さてと 行くか」


「頑張れよ!」


「おう!」


第一試合 中条真VS新谷火影しんたにほかげ


「おい雑魚 降参するなら今のうちだぜ?真クン?」


「、、、拍子抜けだな」


「あ?」


「拍子抜けだと言ったんだ そうやって見下すことしかできないからな」


「もうやめた テメェ殺す」


「はいはい」


「はじめ!」


「汝に命ずる 今目の前の敵を燃やし尽くせ

イザナミ!」


直径3メートルほどの魔弾が飛んできた あの詠唱は火属性の強詠唱だな

(この間 0.078秒 魔弾との距離 8m)


「わざと食らってやるか(小声)」


ドーンと辺りに轟音が鳴り響く


搭乗館高校

「終わったな」


沙耶等間高校

「終わりましたね」


誰もがそう思ったが 思わない者は3人いた


魔剣科高校

「あのくらいで死ぬんなら 苦労しねぇよ

あいつ、まあせいぜい頑張れよ あいつを少しでも本気にさせてやれ」


「私が作った魔弾ですら見切れるのになぜ?

まさか、わざと、あのお方 お気の毒ですが

必ず負けますね」


「やっぱりわざと喰らうんだ まあ ぜーったい 死ぬどころか 傷一つつけばいい方かもね」


試合会場


「ふっ 大口叩いてそのくらいかよ」


「あー ごめん 全くと言っていいほど痛くねえわ」


「、ま、まあ そのくらいで死ぬとわ思ってねえよ」


「何言ってんだ? お前はいつから既に自分が勝つと思い込んでいるんだ? 今のを見てわかるだろ? 恐らく、あの火力がお前の全力 それなのに俺を殺すどころか 傷一つ付いてないじゃねえか?」


「う、うるせぇ! 死ね!」


殴り込みに来たか なら好都合 今回は刀使はないで あいつらに見してやるか、 拳と蹴りを


「おらっ!」


俺のパンチが炸裂した 相手は防御もしないで突っ込んで来たからな しかも 身体を強化もしてない まともに食らった 手加減はしてるから 吹っ飛ぶ程度だが 次は蹴りだ!


「よっ!と」


俺が出したのは普通の蹴りだ まあどちらかというと蹴り上げだが そしたら


相手は空の彼方え消えた で済めばいいが そんなのは漫画の世界 実際には 相手の肉片は飛び散り 殆どは宇宙に飛ばされた 残った肉片も 場外の壁に激突し 壁に風穴が空いた


(真が繰り出した蹴りの威力 3,628,800t)


沙耶等間高校

「、思っていたより 楽しめそうですね」


搭乗館高校

「ふーん 中々じゃん でも それが限界だな」


魔剣科高校


「やっぱり 規格外だな」


「蹴りだけであんな威力なんて」


「肉片一つも残ってない」


死合時間 2:13


「はあ 次は、、、楽しみだ」

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