魔法が平均以下の俺は最強の生物になる

RKAN965D

第1話 最弱?いや最強と信じたい

俺の名前は中条真ナカジョウマコト 魔法がほとんど使えない、一応魔剣士と名乗っている この世界には科学と魔法が存在する

俺の場合は魔法よりも科学の方が得意だ

俺が使える魔法は心で思ったことができることしかでない 魔法陣?詠唱?そんなものはできん! それと言いそびれてた この世界には必ず人一人に守護獣が必ずいる 俺の守護獣は青龍 魔力量が多いらしい 守護獣の中でもトップクラス でも 魔法の倉庫とか作れないし、何より魔法が使えない。 だから俺は俺自身の身体に魔力を溜め込むことにした 本来なら倉庫作ってそこから出し入れするが 俺の場合は魔力を身体能力に変えれる

おっと 学校の時間だな 詳しいことは多分登校中にわかる


「朝だ、早く飯食って準備して学校行かないと、、、よし!木刀と真剣も持ったし! 行ってきまーす、、ん?あの人は?」


「?おおー!真じゃねえか 今日も学校か?」


この人は玄さん 俺の刀を打ってくれた人だ


「はい!この刀ほんといいですよ!めちゃくちゃ切れ味いいですし!何よりロマンが詰まってます!」


「そうかそうか! お前があんなの言い出した時はビックリしたがなぁ それ持ってりゃぁ魔法が使えねぇからってバカには出来ねえな!まぁお前さんのことだ刀なくてもぶっ倒せるかもしれんがなあ、ハハハ」


「いえいえ ほんとこの刀あってこそですよほんといい刀打ってくれてありがとうございます!」


「そういってもらえりゃあ嬉しいなあ!」


「では 行ってきます!」


「おう! 行ったら!」


俺の刀は特殊だ 理由は刀が変形する これは俺が頼んだ刀 だって武器がいろんなのに変わったらかっこいいじゃないか そして刀の名前は変創刀


「?風を切る感覚が三つ空から? なるほど

大方不良どもが喧嘩やって飛び火がこっちにって感じか このぐらいなら」


この街は 結構治安が悪い そのため不良どもが時折喧嘩してこんなことがよく起こる

他の街だったら 授業の応用で核撃魔法とか隕石魔法使って小さい核爆発とかがこの世界にはよくある 俺は使えねぇけど そろそろか 俺は刀に手を伸ばし 取った そしたら刀が大太刀に変わった


「オラァ! と 綺麗に切れたな 後は近所の人とかに任せるか てやべ! もうすぐ電車じゃん 遅れるー! とりあえず魔力で身体能力底上げするしかねえ! とこれならマッハで着くかもな 急げー!」


俺は大体時速2000キロほどで走った これは魔力を直接身体に溜めてその魔力を放出する

これなら詠唱もいらない ちなみにこれは魔力量が多いからこのぐらい出せるだけであって普通の人なら精々時速700が限界だ。

ちなみに俺のこのスピードはまだ魔力で強化した早歩き程度だ 普通に走ればS5-HVS1(いて座A*によって投げ飛ばされたと考えられてる高速度星)ぐらいは普通に走れる 目指せ速さ宇宙インフレーション!時空を超越する速度! とまぁ馬鹿げた目標を抱えながら日々を生きている おっと 駅に着いたな


「ふう 間に合ったぁ ここから大体20分か」


そういえば 俺は昔から不運体質だ だから今日も隕石に降られたり 他にも


「おい!テメェら!動くんじゃねえぞ、さもなくば全員殺す!」


「またか」


このようによく事件にも遭遇する


「あのぉ おっさん」


「なんだテメェ 動くんじゃねえって言ったよな?!」


「あ、そうなの?よく聞こえんかった まあそんなことは置いておいて 俺これから学校なの それで1時間目に俺の大好きな科学の授業なのよ」


「それがなんだって言うんだよ!」


「いや?だからさっさとそんなことやめてくんないかなぁって、だって遅刻するし 遅刻したら俺が科学の授業受けれないじゃん」


「だからなんだってんだ! もうお前は口を開くな!」


「はあ、手荒なことはしたく無いんだが、仕方ないか 皆さんさがってください あと 窓開けておいてください あと皆さん 録画とかして拡散とかはしないでくださいね さてと 終わらすか おい ちょっとこい!」


そう言って俺は動いた


「動くなって言ったよな! 殺す!」


「(俺の腹を狙ってるのか しかし) 遅い!」


「ぐぁ て、テメェ がっ!」


俺はそいつの首根っこを引っ掴んで 窓から外に出た


「おら!  よし こいつ警察に届けるか

3.2.1 飛んだこーい!」


どさ!


「な、なんだ?!」


「ふう あ、やば! 降りちまった しかもリュックは電車の中 今は? あー!もうあんな遠くに しかももう電車に乗ったとしてももう間に合わないじゃねえか!仕方ない、走っていくしかねえ! くっそあいつ まじ許さないからなーーーー!」


学校到着


「はあ、はあ、はあ ま、間に合ったぁ」


「よう!真」


「? ああ 駆流かけるか」


こいつの名前は紫電駆流

この学校で唯一信頼できる友達だ


「なんかさっき 電車待ってたら誰か電車の中から人掴みながら飛び出して行ったやついるけどなんだったんだろうな」ニヤニヤ


(これ絶対俺のことだよな)


俺と駆流は乗る電車が同じだ


「悪い そいつの特徴教えてくれるか?」


「え? 確か木刀持ってたな」


「ごめんそれ俺だわ」


「やっぱり? お前電車飛び出して行くって馬鹿かよw」


「だって俺の好きな科学の授業が無くなっちまうだもん!!仕方ないだろ! しかも購買のプリンだって売れ切れちまうかも知れないし!」


「大袈裟だなぁwそんなすぐプリンは売り切れたりはしねえだろ」


「大袈裟じゃねえよ」


「あなた達 もうとっくに10分過ぎてるわよ」


「うるさいなぁ」


こいつの名前は柚月朱莉一応うちのクラスの学級長だ どのクラスからも人気があるぐらい顔立ちが整っている けど


「別にいいだろう? 俺たち遅刻してないし」


「紫電さん 貴方はさっさと自分のクラスに行ってください そして真さん 貴方電車から飛び出したのですか?貴方はここの学園の生徒なのです 学生の仕事は勉強でしょう?

しかも貴方は魔法をほとんどt」


「ああもう うるさいなぁ 使えないんだからしょうがないだろ それなら学級長さん

も剣術使えないよねーしかも理系科目は点でダメと聞くけど何点だったの?」


「う、うるさいですわ!そうやって毎回毎回話しをしてる時に話し切り上げてわたくしの話をするのやめてくれますか?! ゴホン この世界は魔法が全てと言っていいほど魔法が重要視されていることを知っているでしょう?」


「なら魔法使いどもを実力でねじ伏せればいいだろ 今日も一人ねじ伏せたし」


「俺先行ってるぞ」


「おう 俺も行く」


「真さんはダメですよー まだ話終わってません」


「へいへい で、結局何が言いたいの?」


「私が言いたいのは 貴方にはとてつもなくすごい魔力量があるんですよ?しかも魔力の質もいいんですし それをほったらかしにするのは宝の持ち腐れというものです」


「結局火花一つとか豆電球3秒程度しかつかないとか 土魔法使って泥団子一つ作るくらいとか 核撃魔法でようやくキャンプファイヤーぐらいしか出来ないのに魔法学べはきついって しかも適正も何にもないし せいぜい出来るとしたら無属性と心の中でできるくらいの呪文魔法だよ しかも守護獣も俺との相性悪すぎて全く使えないし あーあ守護獣が勝手にやってくれないかなぁ」


「そんなことあるわけないでしょう あなたはその守護獣もとてつもなく強いのですから、少しはその守護獣を使ってみては?無駄に頭はきれるんですから」


「そいつの魔力使って体強化してるんだしこれくらいで十分!」キラーン!


「ダメです」


「チッ 委員長より実力上だしいいだろうが」(小声)


「何か言いました?」(威圧)


「いえ何も」


「全く そこまで言うならいいでしょう 今日の放課後 勝負です! 負けたら1か月間相手の言うことをなんでも聞く これならフェアです!」


「しつもーん 木刀だとフェアじゃありませーん」


「いいでしょう 真剣を使うことを許可します」


「言ったな? 真剣オッケー 負けたら相手の言うことを1か月なんでも聞くと言ったな?!」


「ええ 言いましたとも 私に二言はありません でも破廉恥なのはダメです」


「へいへい わかってますよー その勝負

乗ったぜ、逃げるなよ」


「あなたこそ その減らず口 黙らせてあげますよ」

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