幸福の道標

Retisia

第一章 生命の渇望

私の為のプロローグ。そして――





 その存在はあってはならない。


 この世にいるべきではない。


 ずっと聞いてきた否定の言葉を私は■■■■■受け入れた。


 でも、あれは、あれだけは許すことはできない。



 これまで様々な辛いこと、嬉しいこと、苦しいこと、楽しいことがあった。


 私はその■■を■■■■■■はない。


 だって、


 それが私の■■■『■■』だから。









 これから私は目が覚める。


 ずっと瞑っていた目を開けるのだ。


 観覧席に座り、演者となり、演出家になる。




 だからひっそりと隣に話かける。




泣かないで下さい。


悲しまないで下さい。


ーーーー私は、『幸せ』な道を歩けましたから。





 さあ、愚かしい劇を始めましょう。


 観客が、どれだけ残れるのかは、わかりませんけれど...。

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