皆さん、！又もお久しぶりです！

今回は私が影響を受けた作家とその作品について語ろうと思います。（敬称略です）

まずはやっぱり、司馬遼太郎（しば　りょうたろう）！この方の作品はやっぱり秀逸です。潤沢な語彙（ごい）、豊富な知識、壮大なストーリー、さすが国民的作家と呼ばれるだけありますね！

おススメは、「風の武士」「十一番目の志士」「関ケ原」「梟の城」などなど。

短編は「伊賀の四鬼」「下請忍者」「盗賊と間者」「新選組血風録」

お次は、中島　敦（なかじま　あつし）　やはり、豊饒（ほうじょう）な語彙、（ハッキリ言って異常過ぎます・・・。）

主人公に日本人が殆（ほとん）ど居ないのも良いですね！３４歳くらいで亡くなったのが、本当に勿体（もったい）なかった・・・！この作家の夭逝（ようせい）は、日本文学史上の最悪の事件だったかもです・・・。そして、私みたいなどうしょうも無い奴が無駄に長生きするんですかね・・・（苦笑）

おススメは　「名人伝」「弟子」「山月記」「文字禍」などなど。

そして言葉の美しさでは、一線を画すのが、宮城谷　昌光（みやぎたに　まさみつ）！！

ただ、かなり難解なので、中国史に興味無い方は苦戦するかもですが、それも勉強ということで！

おススメは　「介子推」「天空の船」短編は、「沈黙の王」「長城のかげ」などなど。

ちなみに大作「重耳」「王家の風日」は私には難しすぎて、途中で投げ出した苦い過去が・・・。（汗）また、そのうち、挑戦しないとダメですね・・・・。

あと、やはり人気作家は面白い・・・っと思わせてくれた、隆　慶一郎（りゅう　けいいちろう）！！

広汎（こうはん）な歴史の知識に、未完の作品が多いのに、途中まででも十分面白いという怪物ぶりで、ページをめくる手が止まらないほどの、ストーリーテリング！！この人は、実人生はそんなに若くして亡くなって無いのですが、作家生命が短すぎた・・・、中島　敦とともにもっと、長生きして傑作を、もっとこの世に残していって欲しかったです！

おススメは「一夢庵風流記」「花と火の帝」「鬼麿斬人剣」「吉原御免状」「かくれさと苦界行」

短編は「柳枝の剣」など

今回、こうみると歴史作家ばかりでしたね・・・。

改めて、私の趣味は偏（かたよ）ってるなあ、と思いました。