ざまぁされました。令嬢なのに。
plutoniumプルトニウム
ざまぁされました。令嬢なのに。
「ハミュー、君に言いたいことがある。婚約を破棄したい。契約とはいえ、君のクズな一面を知ってしまった。嘘だと言ってほしいが、事実なのだから、やってしまったことは変えられない。」
私は、イケメン公爵との結婚の前まで来て、こう言い渡された。私の悪行が、バレてしまったのだ。
◆◆◆◆◆
「ねぇ、あなた、最近彼に近づきすきじゃない?」
私は、イケメンな貴族や王家の男性に近づく女性を攻撃し続けた。そして、あらゆる女性の恋愛を邪魔し、全て男性を私のものとしてきた。私は、別にその男性らを心から愛したわけではなく、私以外の女性が幸せになるのが気に入らなかった。そんなクズみたいな理由が、私を嫌な令嬢へと進化させた。
そして、私はあらゆる貴族や王家の男性と付き合い、付き合ってはフり、付き合ってはフりを繰り返し、あらゆる恋愛を経験した。そして、そんな私を見届けることしかできないモブの凡人の女性らを、あざ笑った。
そんな私にも、本命の男性が出来た。それが、国のイケメン公爵である。
私は、今まで磨いてきたテクを使い、周りの邪魔な女性らを排除し、公爵を誘惑した。
そして、付き合いはじめ、念願の婚約へと持っていくことが出来た。
そして、あとは結婚だけ。というところで、私に怨みを持った女性らが、公爵に私の悪行をバラし、私がゴミみたいな令嬢、悪役令嬢であることがバレたということ。
つまり、ざまぁといったところだ。
ざまぁされました。令嬢なのに。 plutoniumプルトニウム @tarusyo
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