第1話(4)試合前の挨拶
煌びやかに照らされる光り輝くステージ。
ここに、最終審査まで勝ち残った全力10チームが揃う。
私は、張り裂けそうな心臓の高鳴りで苦しくなりそうなくらいで、プレイヤーの一人一人人生が掛かってるからこそ、尋常では無い緊張感がステージを支配している。
ステージ上では、自動で声が拡張されるステージ用のバーチャルマイク機能を使って、松永彩乃さんが見に来てる観客と配信の観客とそして、2階席にいる数々の企業に向けて話し始めた。
彩乃さんは、左に腕をを大きく紹介する様に広げると、ホログラムで映像が表示された。
この映像は、彩乃さんの話の内容を解析し、適切なペースで流れる。
「皆様、初めまして。RPGゲーミング会会長松永彩乃と申します。お集まりの皆様、この炎天下の中足をお運び頂きありがとうございます。配信をご覧の皆様もお待たせいたしました。まだ、試合用RPG世界中共通フォーマットゲームRPGユニフィケーションをご存知でない方もいらっしゃると思いますので解説します。RPGとは、とある人々の人生の疑似体験です。勇気として世界を救ったもの。戦争や紛争に対して、立ち向かい世界を変えた者。惑星同士の戦いに身を投じたもの。そのRPGという人生はあまたに存在し、見るものと感動と歓喜と悲しみを共有しその人生をとうしてキャラクターのみならず、プレイヤーも成長します。ですが、物語はそれで終わりません。より強き者、コロッセオで戦ったり、数々の試練が彼等を待っています。今までのRPGの歴史をクロニクルを試合という世界共通フォーマットにしたのが、RPGユニフィケーションです。試合という名の人生とう短編映画を彼等の生き様をご堪能ください。第1回RPGプロゲーマー最終審査!!開始です!」
私達の身体はデータ化され、日本プロゲーミング協会のメディカルサーバーに保存後コピーされ私達はその身体で戦う。
だから、日常的な現実での練習は試合に忠実に反映される。
私達は、高層ビルが立ち並ぶ都会の街の高層ビルの屋上に出現した。
ここから、試合がスタートする!
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