はん:透明への応援コメント
幽霊が受肉したね。
しかし、そこではない。
人間の身体だって充分すぎるほどの匿名性を持っている、そこがなるほどなのだ。
人間が人間たらしめるものの第一は、その精神性にあるのだろう。
つまりは、魂。
個人として愛する、あるいは、付き合う時、結局は、その個人の身体ではなく、心との付き合いになる。
身体だけの付き合いは、長続きはしないし、本当の付き合いではない。
だから、身体は器に過ぎない。
極端な話だが、そういう考え方はあってもいい。
異世界転移などにおいても、精神だけが転移する話ももっとあっても良いのではと私は思う。
ブラックな話は、大好きです!
作者からの返信
読んでいただき、更に応援コメントまでありがとうございます!
人間は洋服を着て自分を飾ります。でも、それを脱いだからと言ってそれが本当の自分かと言われれば、その更に内側にある人間性という存在を忘れていることになります。
TwitterやInstagramなどのSNSはいわば派手な洋服で、それを着ている自分と、脱いでいる自分、そしてその中にある自分が、それぞれを成していると思うんですよね。
人間性、魂は外見に限らず、その人間を作り上げていく。そしてその隠れ蓑になるのが、昨今ではSNSだということが伝えたかったんです。だから、決してそのアカウントという壁の向こうに潜む人間の体内がどんな色なのかは計り知れない。
昔も土佐日記とかいうネカマ日記、ありましたしね。(あれはまあ、周りには紀貫之が書いてるってバレてたけど……)
はん:透明への応援コメント
電子プログラムに宿った命という惹きつけられる題材でありながら、とても考えさせられるお話でした。
SNSなどネットを介してやりとりしていると、相手への理解がアイコンの絵や発言の文字列で止まってしまいがちです。
しかしこの作品を読んでからは、リアルで接している人間だって、相手の肉体の笑顔や身振り手振りなど目の前に見えている物体ベースでしか観測できず、その奥の心には踏み込めないのだと感じさせられます。
作者からの返信
読んでくださり&応援コメントまでありがとうございます!!
肉体だって、心の一切を映す鏡ではないんだよ、ってことを描きました!!ネットはある意味、肉体の皮の中身と或いは肉体が混淆した世界なのかもしれませんね!