さよならの明星への応援コメント
喜怒哀楽を表せる瞬間は貴重です。
その時は強大な感情に襲われますが、俯瞰できるタイミングで「歴史」に変わり、ただの事象であったことに気付く。
捉え方そのものが生きて変化している自分自身。
そんな自分がいた事を、嬉しく思うのか、それとも悲しく思うのか。
大事なことは、足りないモノを満たそうとする意志。
食べ物、音楽、色、匂い、感触、そして情。
心で味わえる物語でした。
作者からの返信
K-enterpriseさん
「大事なことは、足りないモノを満たそうとする意志」、コメントの中でここが特に刺さりました。きっと感情だけではなく、もっと広くのものに言えることなのだと思います。創作をすることにおいても、そう言えるのではないでしょうか。
気合いが入りました。
「心で味わえる」、超嬉しいです。
読んで頂きありがとうございます。
真花
さよならの明星への応援コメント
読み合い企画から参りました。
台詞や情景描写に当てられて、重たく地を這うような悲しみが文章から伝わってきました。どうしようもない悲しみに直面したときの「化石になりたい」という考え、ものすごく共感しました。積極的に死にたいのではなく、消極的な「消えたい」という想いが手に取れるようでした。
会話のテンポや解像度の高い悲しみがとてもよかったです。
作者からの返信
新代もも(にいしろもも)さん
読んで頂きありがとうございます。
共感されたこと、嬉しいです。
「解像度の高い悲しみ」と言う言葉にグッと来ました。感情、描写、物語の空間などを描くときに、その解像度を意図的に高くしたり、逆にぼやけさせたり、と言ったことをすると、作品はさらに良くなるのかも知れません。頂いた言葉からの連想で申し訳ないのですが、今度取り入れてみたいと思います。
真花
編集済
さよならの明星への応援コメント
こんにちは、ジャンル不問の読み合い企画へのご参加ありがとうございます。
悲恋模様がとても鮮やかに書かれていて、誰かを好きになるって辛いこともあるけど綺麗だなと思えました。主人公が最後に立ち直ってくれて良かったです!
ただ、下記文章が気になりました。
『君は私と』のあとにわざと内容を抜いて書いたのでしょうか?そういう表現もありかなと思いますが、それなら空白を入れたりして間を開けても良いかなと思いました。
今のままだと「君は私『とをやめた』ってなんだろう?どこで区切って読むのかな?」ってなりそうな気がしました。
『「いきなり」
君は私とをやめた。』
作者からの返信
優麗さん
こちらこそ参加させて頂き、ありがとうございます。
ご指摘の「君は私と」ですが、ご指摘の通り、わざと内容を省いています。私との関係、時間、愛情、などなどを「と」に乗せ、それをキッコが言葉にしたくない感情を持っていること、及び、リズムがつんのめることで躊躇を感じて頂ければ、と言う考えです。が、確かに、間を開けたりなどの方法もありだな、と言われて気付きました。改行とか「」とか、なるほどやり方は他にも色々ありそうです。ありがとうございます。表現の幅が広がりそうです。
こう言うご指摘って、嬉しいです。
真花
さよならの明星への応援コメント
生きることは可能性、素敵な言葉です……。加えて、キッコにとってのアケミのような気の置けない誰かがいてよりはっきりと、生きるという可能性は、何も起こりえず死ぬしかない宿命を逃れて可能性になるのかなと思いました。
あと、読んでいて文章の雰囲気がいつもと少し違うように感じました。より内省的というか、自身の感覚の奥底にあるものを言葉にしているような、そんな印象です。それだけこの作品に懸けていることを感じ取った気がしています。
作者からの返信
西丘サキさん
「生きることは可能性」は、西丘さんの目を心を通じて、命ある言葉になった、そう感じました。頂いたコメントの前半に書かれたことがまさに、その羽化を示していると感じます。
そして後半のコメントに、すごい、真っ向勝負で私の作品を読んで下さっていることが伝わって来て、文字通り鳥肌が立ちました。それは今回だけじゃなくてこれまでもだから、変化に気付いて貰えた。
小説を書くにあたって、軸に据えるものが変化したんです。と言うより、それを見付け、それに身を預けることを決断しました。結果的に「より内省的」で「感覚の奥底にあるものを言葉に」することになりました。自身をもっと晒すことになることから、怖さもあったのですが、やりました。
だから、コメントを頂いたことがとても嬉しいです。
本当にありがとうございます。
真花
さよならの明星への応援コメント
タイトルに惹かれてきました。
私も好きな人に突然振られて、当てつけに死んでやろうかと思ったこともありますが、それでも生きてて良かったと今は思っています。
筆者様のこと応援しています。
作者からの返信
ヒヨコさん
読んで頂きありがとうございます。
「それでも生きてて良かった」に、重みを感じます。この物語を介して頂いた言葉だからだと思います。
がんばります。
真花