今日から私はロボットになります

@kokoro0721

初恋

小学校、中学校、私は成績が学年で一番だった。

私はそれ以外は何もとりえがなかった。

そんな私は悩みもなかった。

ううん。

悩みはある。桜田健くんに

恋をしています。

彼は容姿も性格もよく運動神経がいい。まさにクラスのムードメーカーでもあり私の初恋の人だ。


「健また可愛い子なのにふったんだ。サイテーだね」

「話したこともない人を好きになれるかよ」

「これで何人目だろうね。可哀想」

「そういうお前こそ何人の男を泣かせてんだよ」


「はぁ?私はモテたことないんですけど」

「そうだった。」

「はぁ?健がみんなの前でこいつは俺と付きあってます。だから手をだすなよっていったからでしょう」

「相変わらずラブラブだねまた夫婦喧嘩ですか」なな

「ありえない」

って

「真似するなよ」

「こっちのセリフです」

そう私は片思いから付き合うことになったのです。

ずっと片思いしてた健に告白されておっけいしたのだ。


健との出会いは私が放課後、学校の教室で勉強していたら座ってる私に泣いてると思った健が


「田中さん泣いてるの?良かったら俺が聞くから泣かないで」と、言ってハンカチを渡してくれた。


私は「泣いてないよ。勉強してるだけ。私は勉強だけがとりえだから」

「そうかな?笑った田中さんや、お昼ごはんに美味しそうにパンを食べるなんとも言えない可愛い田中さんも俺は好きだよ」


「またまた、からかわないでよ。」

恥ずかしくなり、自転車で帰るとついてくる

「からかったのを謝りにきたの?」ありさ


「な、わけじゃないじゃん。本当のことだし、ここ俺の家だから」


「えーこんなに近いの?」


「なんか運命だね」健


「うん。そうかもね」


そう言ったけど私は実は一目惚れでした。

初めて出会った時に席が隣で消しゴムを落としてしまった私に目を見てニコっと笑ったんだ。


「からかったと誤解するなんて酷いな。罰をうけてもらおう」


「なーに?」


「俺に勉強教えて?」


「いいけど、私なんかで、いいの?」

「田中さんがいいんだよ」


そう言って勉強を教えるようになった。


私は本が好きで健くんが勉強するときは

本を読んでいた。

笑って読んでいると

「そんなに本が楽しい?俺も田中さんを笑わせてあげたい俺は田中さんの笑った顔がなんだかんだ好きだから。付き合って」

お菓子のリングを手の薬指につけたのだ。


「私も実は好きです」

そう言って付き合うようになった。






健とは高校からマンションも一緒だから私は彼のことはなんでも知ってると思ってたんだこの頃までは。



私の家はというと

5歳になる甘えん坊の妹と片足が不自由な父親と3人暮らしである。

学校の給食は学年でナンバー1の人は無料で食べれる

だから私は勉強を頑張っていた。



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