第13話追突事故
そんな中私は仕事の4t車で暮らし始めていた。家にも帰らずトラックで寝泊まりしていた。
ドカーン
片側二車線の県道で停まって居た所に突っ込まれた。トラックの荷台はひしゃげトラックの前に停まっていた彼女の車まで押しやる衝撃だった。彼女と寝台に居た私はトラックを飛び降りた。
移動販売車のトラックが突っ込んでいた。後から来た車の人が
「足はさまれてるからユニックでハンドルを引っ張て。」
と言われ運転手を助けた。
私はこの頃大型二種の免許をとりに行っていた。この事故の次の日も免許センターへ行く予定だった。
次の日、免許センターへ向かう途中吐き気にもよおされ窓を開け吐き出した。その瞬間メガネを飛ばされ試験を受ける事はできなかった。その時に電話が鳴った。
「今から出社しろ!」
社長からの電話だった。
「無理です。」
「何が無理や。」
「俺はバカだから行けません。」
「首や!」
これで私は職を失った。
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