汽車に乗る
大人になって決めること、起こること
人生への影響が大きいこと
それが自分の望んだ結果であっても、わたしはその瞬間、汽車に乗ったような気分になる
歩いてだと辿り着けない場所に行きたくて、汽車を乗りこなしている人に憧れた
でも乗ってみるとそれはスタートに過ぎなくて、操縦するための途方もない努力が求められる
乗る前に戻りたいわけではないけれど、降りない限り、もう自由には脱線できない
目の前の自分の道が、線路という目に見えるものに変わる
このまま何かにぶつかって、車両が壊れてしまえば楽だろうと、思うこともある
でも操縦できるようになれば、また違う景色が見えてくるはずだから
それだけを期待して、今日も線路を見つめる
大人には秘密基地がない @koyomi365
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