応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 簡単なプロローグへの応援コメント

    凄く好きな作風でした。
    個人的に現在三島作品を読む中で
    認識という問題について考えていたので。

  • 少女Xへの失望 本稿への応援コメント

    企画への参加ありがとうございます。
    一応元ネタは無いですが、何かに似ていることは有るかもしれません。参加条件とかも特別設けている訳ではありません。
    何を質問するのが良いか悩みますが、少したけ。
    彼女は存在だったのですか?それとも非存在だったのですか?

    作者からの返信

     お読みいただきましてありがとうございます!参加条件説明についての御明示もありがとうございます、安心しました。
     本作の少女Xは主人公“僕”の記憶に実在し、現在では記憶の内側に思い出される一人としての設定で書いております(僕≠作者、フィクション)。また、聖霊論は既存思想の仮想存在、神も主人公の目標という形で描かれた抽象的存在です。(作者は有神論者ですが、また別のカテゴリの考え方を採っていて、この作品では触れていません。)

     有神論よりかは、パラドックス解釈の小説を書きたかったのです。というのも、最近動画サイトYにて、視聴中の動画のコメント欄の何か所かで、全知全能のパラドックスがにぎわっているのを見かけ、「むむっ、流行ってるのか?ただ、解決できないと断定されるべきではないぞ」と思うに至ったからです。そういった経緯で、僕の考えをまとめるにあたり、「少女Xについて...」様の企画を軸に、「便乗させていただき」ました。
     便乗とはいっても、たぶんこの企画が無かったら、まったく別の文体になっていたと思います。

     まあ動画コメント欄って、そもそも哲学議論に向いていないと僕は思っていて、カチッとしたものを小説サイトなりブログなりにアップして、urlを貼るのがよいのかなと思っております。

     改めて、拙文へのご高閲ありがとうございました。質問など答えられる範囲でドシドシお待ちしております。

  • 少女Xへの失望 本稿への応援コメント

     哲学の話題が分かりやすく書かれていたので楽しく読ませて頂きました。
     古代の人々は完璧なものを求めたがるのでしょうかね。律令しかり、アキレスと亀しかり、無理数とピタゴラスの破滅しかり。そこを妥協してもいけないことでしょうが、逆に私達はどうやってそれを手放したのか、少し興味が湧きました。

     全知全能のパラドックスに関してですが、初見の元高校生が言うことじゃないかもしれませんが、なんか、メルロ=ポンティのことを想起させました。無私の物質は人間の統制下に入って使用されるとき、人間の精神とも繋がり合う、というか人間の精神も溶け込むというか。
     この意味に於いて、物質は創造の下に身体として発現する、という感じになりそうで。

     言語についてはあれは本質は物理的に言えば発音では波動、書字では物質、textでは電気信号であり、哲学的に言えば論理の最小分子である、という風に僕は考えています。

     企画主より。

    作者からの返信

    お読みいただきましてありがとうございます。
     そうなんですよ、ひとつの理論や仮説を提唱することは、提唱して終わりではなく、何かしら批評なり質問なりがされますね。「こうでもない、ああでもない」と考えているうちに、いつしか解決されないまま、それは手放されてしまいます。
     それで仮説が独り歩きしたり、誤用されたり、形骸化したりします。ただ、ものの考え方は、各時代の要所要所で「本来の意味はどうだったか」を唱える人や運動が出現したり、もっと身近に言えば、学校のテストや、会社の日常業務などでも、不完全さを浮き彫りにされ、「ああ、やっちまった」なんて気持ちになります。多分それが大事なのかも知れませんね。

     私はメルロ=ポンティについて存じ上げませんでしたので、さっそく読んでみますね!ありがとうございました!