ごきげんよう、お母さまのガードが固いですね。
お嬢さん、男性に対してのスタンスは物語からは判らないですから、お母さまは心配性、といったところでしょうか。何れにせよ、お嬢さんに恋心を抱いた男性は、たいへんそうです。
スキナーさん、ただの企業経営者ではなく、社会貢献も堅実にされている様子で、お母さまの言う通り紳士の鑑のような立派な社会人に思えますね。
従業員のお二人も今のところ怪しいところはないし、一番この事件に関して利害関係がありそうなのがエノーラさん、か。そしていよいよ一番の被害者(?)である、この屋敷のお嬢様、ジェナさんとの対面ですね。
ノイローゼのような症状、とのことですが、礼儀は正しいし、来客を拒むわけでもない。
どんなヒアリングをしようとしているのか、ドキドキします。
P.S.
カギ娘さんのお名前、姓がホルストだから、と考えていたら、「シャロン」ちゃんなんてどうかしら、とふと思いつきました。
どこかで聞いた名前だなぁとよくよく考えると、ドイツ海軍の戦艦の名前でした。
スチームパンク風だから、もくもく煙を吐いて進む蒸気タービン艦はピッタリ、だけど可愛い女の子に戦艦の名前はちょっとゴツすぎるなぁ、なんて。
失礼いたしました。
作者からの返信
ごきげんよう、年頃の娘を持つ母として、青春をやり直している感じ……なのかな? 将来の彼氏さんは母の面接を通らないといけなさそうですね。
スキナーさんは立派な方です。スチームパンクの雰囲気を出したくて機械化人間なんてのを出してみた感じはありますが。そしてミステリーのお決まりとして、立派な人ほど……? なんてことも言ってみたり。戯れですよ!
ジェナは病気のせいかどこか「ここにあらず」みたいな雰囲気の子になりそうです。来客を拒まないというより、拒めない……? 続きをお楽しみに。
シャロンちゃん、いい名前ですね! 戦艦の名前というのも何だかいいじゃありませんか。どこかで聞いた話だと、船は女性名詞、なんてありませんでした? 何にせよ素敵なお名前です。どうかシャロンちゃんとお呼びくださいませ。
パイプだらけの屋敷の様子、想像すると迫力ありますね! 色によって機能が違うのも、この世界のリアリティを感じます。
お母さんの親心(親バカ気味?)が滲み出ている語りが面白いです。
怪異現象の原因が気になります。
作者からの返信
パイプと煙がスチームパンクの世界観にいいかなって思ったので出してみました。多分この章が一番スチームパンクみがあるかも……?
うちのレディースは溺愛系が多いので、とにかく娘を(夫も)愛してます。
怪異現象、一応どれも推理できますのでよろしければ遊んでいってください。