第6話色気?の表現
真名は、いつも輪の中心にいるような華やかさを持っている。
そして、男に好かれる仕草のパターンをいくつも持っている。
真名にかかれば、大抵の男は目がはなせなくなる。
少し赤茶けたストレートヘアが、白い華奢な指でかきあげられたとき。
あらわになっていた頸が音もなく落ちていった無数の髪の毛によって
首筋が隠れた時。
その瞬間の仕草は、色っぽく見える。
もう一度、みたいと思ってしまう。
鏡のまえで、真名とは似ても似つかない私が女優のように同じ仕草をする。
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