140字のお茶会〜お好きなものを召し上がれ♪〜
万之葉 文郁
1 ようこそお茶会へ
扉を開けると女主人が笑顔で立っていた。
「来ていただけて嬉しいです。さぁ、こちらの席へ」
勧められるままに席に着く。
「まずはお茶をどうぞ」
差し出されたカップに口を付けると芳しい花の匂いが口いっぱいに広がる。
あれ?
なんだか眠たくなってきた……。
「ふふ。効いてきましたね。どうぞよい夢を」
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