転生したら小人だった。
@jimgai
ププローグ
目を開くと、お爺ちゃんがいた。
『おめでとう。あなたは転生します。』
(あー俺死んだんだっけ)
「はい、わかりした。」
自分が死んだ理由もわかってる。
生き返らせてくれるならなんでもいいや。
「随分物分かりがいいのぉ。わしは楽だから嬉しい。」
ヨホホホホとお爺ちゃんが笑う。
「何か要望は、あるかのぉ?」
(よ、要望ねぇ。)
「長生きしたいなぁ。」
僕は、呟いた。
「欲がない奴じゃのぉ〜。お主には、丈夫な体を授けよう。何か質問はあるかい?」
(んーー)
「魔法とかスキルとか、そーゆーのは有りますか?」
誰しもが憧れる魔法ってやつ。使ってみたいよなぁ。
「ないよ。お主が転生する世界は、日本より少し科学が発展した世界じゃの。」
(そっかぁ。ないのか、残念。)
「わかった。もう大丈夫、ありがとう。僕もう転生するね。」
僕は目を閉じた。
「おしっ任せておけ。ちちんぷいぷいのぷーい」
お爺ちゃんが、陽気な魔法を唱えた。
(ちちんぷいぷいって.....)
____________________
ピーピーピーピー
「おぎゃぁぁぁぁ。おぎゃぁぁぁぁ」
(僕元気に生まれました。)
知らない男性と、知らないお爺ちゃんがいた。
「ヤマト、生まれてきてくれてありがとう。」
知らない男性が泣いている。
ピーピーピーピー
(さっきからうるさいなぁ。)
僕はお母さんを見るために、後ろを振り向く。
そこには、綺麗な女性が居た。
嬉しそうに僕を眺め、僕の頭を撫でる。
「幸せに生きてね。」
バタン。
その言葉を最後にお母さんが倒れた。
ピーピーピーピー
周りが、慌しくなる。
僕は泣くことしか出来なかった。
「おぎゃぁぁぁぁぁ」
____________________
これも書きたかった。
ゆっくり書いていきます。
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