EPsa 30 ダンジョン探索

「では、レッツゴー!ダンジョン」


いつもの装備にファイヤーダガーを手にして猫丸は背中に襷掛け、小猫丸は左側の腰に刺している。


ハチさんはダンジョン作ったら現れ右肩に止まっている。


『主人殿はダンジョンも作れてしまうのかまったく恐れ入ったである』


「ここはスライムしか出ないからまあ安心だと思うけどね」


『あの粘着質のまん丸か?嘴がベトヘドするからわしは戦わないでよろしいか主人殿?』


「そうだね」


オレも口の周りがベトベトすると思うと背中がゾクゾクしてきた。


廃坑跡の洞窟を進んでいる壁面に25メートルごとに灯りがついているので思ったよりは明るい。


しばらくすると、まん丸なぷよぷよしたスライムが現れた。


(ぷよん!ぽよん!ぽよんぽよん)


『主人殿あそこに!』


「へーー水色だ!可愛いな触って見よう」


『待った!主人殿!』


チクっとし攻撃された。

ステータスが高いからダメージは無い。


『全くもって無防備無警戒の主人殿には此方がヒヤヒヤするわい』


「えい!」


ファイヤーダガーでスライムの目玉?(黒い点)をぶすり、ジュッと音がしてスライムは淡い光りとなり消えた。


(コトッ)


後には小さな魔石とペットボトルが残されていた。


『主人殿!ドロップしましたよ!』


ハチさんは目をキラキラさせて飛んで取りに行った。


やはりカラスなんだなキラキラには無意識に反応してしまうのであろう。


ペットボトルを拾い魔石を受け取り確認する。


「鑑定!」


【魔石:極小(BB弾サイズ)】

備考:小型の機器の動力になる。電池の代用品

売値:鉄貨2枚

【ペットボトル:あぶくまの美味しい水】

備考:天然水、ミネラル豊富


「マジか?」

「飲料ドロップってボトルごとか!」


「楽しい〜〜」

「次は何かな?」


スライムの色が変わると違うの出るかな?


【大和タケルはレベル1になりました】


【名前:大和タケル】

レベル: 0→1

種族: 人間

職業: リモート大学生、忍者中忍、お掃除マイスター、異世界リクルーター、CEO

HP/ 72→75(+80)

MP/ 65→68(+80)

STN: 31→33(+80)

VIT: 55 →56(+20)

DEF:28 →30(+80)

DEX: 16→17(+80)

AGI: 25→27(+80)

INT: 13 →14(+20)

MGC: 15→16(+20)

CHA: 20

LUK: 65


ギルドポイント21.013


テイム:八咫烏(ハチクロ)


【魔法:】

火魔法 Lv1

水魔法Lv1

風魔法Lv1

土魔法Lv1

雷魔法L v1

光魔法 Lv1

回復魔法 Lv1


【スキル: 】

収納BOX Lv6

言語解析Lv3

身体強化 Lv6

鑑定 Lv5

刀技極Lv1

短剣技Lv4

剣技Lv1

ナイフ技L1

体術 Lv3

柔術Lv2

瞬歩無音 Lv MAX

気配感知 Lv5

危険感知 Lv5

隠密 Lv6

罠Lv1

匂い耐性Lv4

スティール Lv1(装備着用時のみ発動)

マッピング Lv5

裁縫 Lv3

木工 Lv2

熱源感知Lv1

殺気感知Lv2

気配遮断Lv2

急所看破Lv2

変色Lv2

ダンジョンマスターLv1


「やっとレベルが上がった」

「少な!上がり幅小っさ」


「そうだ!急所看板、気配感知、殺気感知も発動して上げておこう」


〈1階層のドロップ〉

水色スライム3、あぶくまの美味しい水

水色水玉スライム2、あぶくまの炭酸水

薄茶色スライム2、お〜い!麦茶

白色水玉スライム1、カルピース


〈2階層のドロップ〉

赤色スライム2、アセロラリンレモン

赤色水玉スライム2、チェリーコーカ

茶色水玉1、コーララン

薄茶水玉2、ペプシン


〈3階層のドロップ〉

紫色スライム2、ブドウジュース

紫色水玉スライム1、ファンタジーグレープ

オレンジ色スライム2、ボンジュース

オレンジ色水玉スライム1、ファンタジーオレンジ


〈4階層のドロップ〉

黒色スライム4、ブラックコーヒー

黒茶色スライム2、カフェ・オーレオレ

緑色々スライム2、そ〜れ!お茶

緑色水玉スライム1、メロンソーダ


そして5階層ボス部屋の前にいる。


『主人殿大丈夫ですかな本当に最初みたいた事されては困りますよ』


ここまでは楽しみながら来たけど、気を引き締めてボスに挑もう。


扉を開けて中に入る。

(ギイ〜〜ィ〜、ズリズリ〜)


すると後ろの扉がバタンと閉まった。

(ギィ〜バタン!)


ちなみに開けようとしたがもちろん開かない。


虹色ビッグスライムが現れた!


「でか!」

「大きさはヨギボーくらいか。普通のスライムがバスケットボールくらいだからかなり大きいなあ」


普通のスライムと比べて可愛くは無い。


『かなり大きいですぞ主人殿!』

戦闘に邪魔になるのでとハチさんは飛び立った。


右側の岩壁から戦闘の様子を見ている。


いきなりビッグスライムの身体が伸びて体当たり攻撃された。

(ビヨーン!プ〜ン〜!ボヨン、バン)


後ろの扉に打ち付けられた。


「あ痛〜たたた」

「もーー痛いぞ、成敗する」


「流石はボス多少のダメージを食らった」

「長引くと良くないので」


ファイヤーボールをこれでもかと放った。

(ボン!ボン!ボボボボ〜ボン!)


『あーー主人殿それは悪手!』


周りが煙で見えない。

そこにまた体当たりしてきた。

(ビヨーン!プ〜ン〜!ボヨン、バン)


「うーー、痛い」


HP175→123

MP148→85


「結構削られている」

「やたら魔法攻撃はダメみたいだ」


ビッグスライムは身体何半分くらいになったが自己修復して元の大きさに戻ってる。


「やはりコアをやらなきゃ駄目みたいだ」


ダガーをしまい、猫丸を抜く

(ザッツ、シュパッツ)


ジリジリと間合いを詰めたその時ビッグスライムの体当たり攻撃が構えた猫丸に触れた瞬間スライムの伸びる部分はスライスされた。恐ろし過ぎる切れ味!

(スパッ)


怯んだ隙にコアに向けファイヤーボールを放った。

(ボン!ボンボン)


コアが破壊されビッグスライムは大きさ光りを放ち消えた。

(パリン!キラキラ〜ふわ〜)


「でた!宝箱」

「楽しい〜」


「ん?これはボスドロップだ」

そこには魔石が残された。


『やりましたな主人殿!お宝ですぞ!』

と宝箱の上に止まり足をバタバタしている。


まるで自分で倒したように羽根で宝箱を叩いて話すハチさん。


「鑑定!」


【宝箱:ボスドロップ宝箱(初回報酬)】

備考:響き12年、レアルドロップ品1


「響きって何?12年?分からない」


「レアドロップ品何かな。宝箱って開ける時、ワクワクするよね」


ドラゴングクエストで城や町に着いたらまず宝箱探すか、やたら樽や壺を破壊しまくるもんだ。


【魔石:虹色ビッグスライムの魔石(ビー玉サイズ)】

備考:中型家電なら動かせる。扇風機、空気清浄機、トースター、ドライヤー、室内灯など

売値:銀貨2枚


ドキドキしながら宝箱を開けた!

(ボン!)と開く時音がして罠かと思い焦った。


中から巻物が出て来た!


「やったー!レア巻物とポーション3個」

「ゲッツ!!アンド!ターン!!」

頭の中に黄色いスーツの人が、、、


この巻物はお宿で開けよう。

すると魔法陣が現れ上に乗ると入口まで戻る事が出来た。


探索中にアナウンスが何度か流れたがお宿で確認しょう。


「あ〜お腹が空いたな」


もう17時になっていた。

「急げ晩御飯は18時頃からだ!」


【ダンジョン1日目の成果】

極小魔石30

虹色ビッグスライムの魔石1

巻物1

ポーション3

あぶくまの美味しい水3

あぶくまの炭酸水2

お〜い!麦茶2

カルピース1

アセロラリンレモン2

チェリーコーカ2

コーララン1

ペプシン2

ブドウジュース2

ファンタジーグレープ1

ボンジュース2

ファンタジーオレンジ1

ブラックコーヒー4

カフェ・オーレオレ2

そ〜れ!お茶2

メロンソーダ1

響き12年1

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