EPs 25 最近のオレ
大学は夏休みに入った。
不足していた講義が夏休み中もあるけど自由な時間が増えた。
「あーそういえば!思い出した」
「みどり色の本まだ読んでなかった」
【きてます!イリュージョン!基礎魔法編】相変わらずふざけた表紙だ。
ページを捲り読み進める。
魔力について、魔力の開放について(ステータスを含む)、魔力の貯め方、放出方法、基本魔法、魔法スキルレベルの上げ方、魔法応用編重ね掛けなどなかなか学問的内容に何度か読み返さないと難しい。
最後のページに復活の呪文!
オレは読み上げる。
(わゆすりちかいこはんむらけけ)
(ジュワーーー、モヤモヤ、シャーー)
一瞬、身体の中心から外に向かってエネルギーが放出される感じがして包み込まれた。
(ブワン、ファンファン、ブワンブワン)
今はスーパーサイヤ人見たくオーラが発生している姿だ。ただ魔力開放しているひとにしか見えんけどね。
(スゥーーーーーッ、ストッ)
オレはオーラを抑える感じで身体に閉じ込めた。多分ずーっと出しているとその内魔力切れでぶっ倒れるだろう。
【大和タケルは火魔法 Lv1を取得しました】
【大和タケルは水魔法Lv1を取得しました】
【大和タケルは風魔法Lv1を取得しました】
【大和タケルは土魔法Lv1を取得しました】
【大和タケルは雷魔法L v1を取得しました】
(おまけ!! ガンバ!)
【大和タケルは光魔法 Lv1を取得しました】
【大和タケルは回復魔法Lv1を取得しました】
「んーーーん?」
「おまけ?」
「そんなのあんのかい!」
「おまけでついて来るレベルの魔法か回復魔法は!」
【名前:大和タケル】
レベル: 0
種族: 人間
職業: リモート大学生、忍者中忍、お掃除マイスター、異世界リクルーター、CEO
HP/ 72(+80)
MP/ 65(+80)
STN: 31(+80)
VIT: 55 (+20)
DEF:28 (+80)
DEX: 16(+80)
AGI: 25(+80)
INT: 13 (+20)
MGC: 15(+20)
CHA: 20
LUK: 60
ギルドポイント21.013
テイム:八咫烏(ハチクロ)
【魔法:】
火魔法 Lv1
水魔法Lv1
風魔法Lv1
土魔法Lv1
雷魔法L v1
光魔法 Lv1
回復魔法 Lv1
【スキル: 】
収納BOX Lv6
言語解析Lv2→3
身体強化 Lv6
鑑定 Lv5
刀技極Lv1
短剣技Lv2→4
剣技Lv1
ナイフ技Lv1
体術 Lv3
柔術Lv1→2
瞬歩無音 Lv MAX
気配感知 Lv5
危険感知 Lv5
隠密 Lv6
罠Lv1
匂い耐性Lv4
スティール Lv1(装備着用時のみ発動)
マッピング Lv5
裁縫 Lv1→3
木工 Lv1→2
熱源感知Lv1
殺気感知Lv1→2
気配遮断Lv1→2
急所看破Lv1→2
変色Lv1→2
早速近所の公園にやって来た。
夏の一番暑い時間帯に公園で遊ぶ人はいない。砂場に土魔法の訓練をやりに来た。
(っておーーーい!)
(タケルさん普通最初は火魔法や水魔法、風魔法、雷魔法なんかの派手なやつからじゃないのか?土魔法って!地味なんですけど)
byお爺さん
「よいしょ」
砂場にしゃがんで魔力を流して見た。
(ブワンーーン、ユラユラ、サラサラ)
砂が少し揺れる。
「ふん!えい!」
40㎝くらいの山をイメージして作って見た。
「出来た!」
(タケルさんやそれくらいなら魔法使わなくても素手で出来るよね)
(天然か?」
「よ〜し!次は砂の城を作ろう」
「えい!おーー」
かっこいい姫路城の出来上がりだ。
(タケルさんやそこは洋風のお城だと思うんだけど…)
「そんでお堀に水を流してと出来上がりました」
(タケルさん今さらっと水魔法使っちゃったよね。)
その後タケルは土魔法で公園の凸凹を直したり、雑草を抜いたりしている。
帰りながらも白線や横断歩道を見える様綺麗にしたり道路の凸凹も直していった。
そうかタケルはオレの東京愛が理念にあるから一番使う魔法を試して見たかったのだろう。タケルは街が綺麗になるのが嬉しくてアホみたいに暗くなるまでやっていた。
【大和タケルは土魔法Lv2になりました】
【大和タケルは土魔法Lv3になりました】
【大和タケルは土魔法Lv4になりました】
その日、23区内の公園では日本の城シリーズのアートが作られと視聴者からの投稿でちょっとしたニュースになった。
はしゃぎ過ぎて疲れたので怖いたぬきの銭湯で疲れを癒やした。
夜ご飯はインドカレー屋さんてキーマとパターチキンにナンをセレクトした。インドカレーは外さない説。
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