第2話プロローグ2
ここから主人公視点の一人称になります。
キタよ。俺の時代!家でハート愛チップというお菓子食べてたら突然床に魔法陣浮かび上がって光ってんの。これどうみても異世界転生の合図よな。
ちなみにハート愛チップというのは米をニンニクで味つけたさっくりしたチップで、砕いたものを焼きそばにいれてよし、カレーに混ぜてよし、ラーメンにかけてよし、チャーハンと食べてよし、そのまま食べてよしの万能調味料にして神スナックだ。
関東地区全域で売ってるはずなのに北関東でしか中々お目にかかれない代物だ。茨城ならだいたいのコンビニで余裕で買えるぜ。
とりあえず異世界行く前に、なんか無双できそうなもん取ってきたいけど魔法陣出れるかなー?あ、出れた。
「よっしゃ待ってろよ魔法陣消えんなよ!」
そう言って自分の部屋へ行って洋服や文房具でもかき集めて魔法陣へと戻ると魔法陣は消えていた。
「へっ?ああ、そっちパターンかよぉ」
ああ、あるよねぇ。流行ってるよねぇ異世界人が日本へきて料理に感動するタイプの話‥‥そっちかぁ。
なんか高そうなネックレスつけたエルフのお姉さんが、横たわってんの。俺の小遣いじゃ養えねぇっての。
『俺の声聞こえるか』
「ふぁ、うぇ、だれ!?」
頭に直接!?真上から耳奥に響くように声がしてきて変な声も漏れた
『俺この娘のネックレス。いわゆる無機物転生者ってやつ。ちなみに念話状態だと心の声も読めるから』
「ええ気持ち悪い」
ええ気持ち悪い
『正直だな、まぁわからんでもない。』
~省略~
俺はアンという少女の生い立ちやネクの転生冒険譚をいろいろ聞いていた。
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