あの日、君を好きになって
@R_ok_Dai
第1話
あの日の
あの出来事で
恋に落ちた
僕の名前は大祐。そこまで目立つところもない人間だ。
中学入学後、きつい運動部に入るのは少し嫌だったため比較的優しそうな美術部に入部した。
部員は30名ほど そのうち男子は僕を入れて6人だった。同級の女子は10人ほどいてみんな優しくて面白い人だった。そこからの美術部の日々は最高に楽しかった。友達とずっと笑えているし、楽しいし。
それが美術部に入って一番いいことだと思っていた。ある出来事までは。
実は2年生のとき失恋をしていた
Instagramを初めて、好きだったその人をフォローしたら付き合っているということを知った。
知ったときはお似合いだと思った。頑張って欲しいと思った。
でも、ホントは悔しくその日の夜、布団の中で泣いていた。いつもの暖かいだけの布団が自分を包んでくれた。
恋を知った。何があるかもわからない
次はしっかり進まないと
もう付き合ってたら諦める 邪魔するのもいけないし。
それから一年、中学3年の7月くらい、友だちのまさき(仮名)くんがある人が好きだと言った、るい(仮名)さんらしい。
るいさんは自分と同じ美術部で優しいし可愛い。
好きになるのも納得だった。
まさきとDMで話したりするとたくさん『るい』が
でてきた。学校でもすこしいじったりしてた。
まさきと話しているとき何か頭に浮かんだ
はっきりとはわからない でも、忘れかけていた
「恋」の字が浮かんだ気がする。
それからなぜか意識するようになった。るいさんだった。
ある日のDM
まさき「あの人いい人すぎるわ」
自分 「だよね、がんばれよ」
まさき「だいすけって、好きな人いるの?」
自分 「う〜ん、どうだろ」
自分に問いかけた
好きな人いる?って
まだいない、気になってるだけ、
なのだろうか
そんな心を持った9月頃
美術部の顧問から卒部式があるということを聞いた
コロナウイルスの影響で、焼肉屋にいってすることはできないらしい。だから美術室で卒部式があるらしい。
まだ、気になってるだけだ
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