告吐
オンピー
熱
いつもと変わらない対応をする貴方。
冷たくもなく暖かくもなく、連絡事項やちょっとした会話だけが今日もされていく。
他の子と話す時は笑顔なのかな?そんな些細な事で悲しくなったり、手を振ってくれただけで嬉しくなったり貴方の一挙一動で私は一喜一憂している。
貴方を見れるだけで幸せです。なんて伝えたらどんな顔をするのだろう。
その想像をすることすらも幸せに感じている私。
これからも私の熱は高まり、まるで紅く染まりきった金属の様になっていく。しかし貴方の冷たい対応で金属疲労のようにぽっきり折れてしまうか、貴方を忘れられないように形を付けられるのかは今の私には分からない。
どちらにせよ貴方に変えられた私は忘れる事が出来ず、鉛のような感情を抱きながらこれからも生きていくのだろう。
そして貴方がいなくなってしまった後も貴方の姿を追うように私は変わっていくのかな。どれだけ変わろうが追いつけないって知ってるはずなのに。私の中で朧気に遠くにある貴方の姿は私が作り出した蜃気楼でしかないのに。
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