異性の知らないかもしれないお話 ー下着編ー
九傷
異性の知らないかもしれないお話 ー下着編ー
下着については、異性だと知らないことが色々あります。
何故男の子はブリーフからトランクスに移行するのか、親になるまで知らなかったという人は多いでしょう。
男性が盲目的に憧れる女性の白い下着も、実際の女性はあまり身に着けていないということを知らない人も多いと思います。
今回はそういった話に少し触れていきます。
まずブリーフですが、ひと昔前まではトランクス派と並ぶ二大勢力の一つでした。
しかし、現在ではブリーフ派は絶滅危惧種になっています。
子どもの頃はブリーフだけど、中学生に上がる頃にはトランクスに移行するのが常識と思っている人も少なくないと思います。
何故ブリーフが衰退したか。
理由は色々と仮説がありますが、よく挙げられる理由は「ダサい」、「汚れが目立つ」です。
男性であればわかると思いますが、特に「ダサい」というのが一番のポイントになるでしょう。
「汚れが目立つ」は、「ダサい」から履き替えたいときに都合の良い理由として使われることが多いです。
女性の感覚だとあまりピンとこないかもしれませんが、中学生に上がるお子さんを持つ方は要注意です。
中学生になってもブリーフを履いていると、高確率で弄り(イジメ)のネタにされます。
一番重要なのは子どもの意思ですが、本人に抵抗がなければトランクスやボクサーパンツに移行した方が良いでしょう。
※蒸れてかぶれるなどの理由で大人でもブリーフを選ぶ人は少数ながらいるので、男女問わず偏見は持たないようにしましょう。
次に女性の下着についてですが、大人になればなるほど白い下着を着用しなくなります。
理由は「可愛くない」、「子どもっぽい」、「汚れやすい」などが挙げられます。
男性は女性の白い下着に幻想を抱いている人が多く、下着は白が一番! みたいな人が大勢いますが、現実は厳しいです。
そういった趣味嗜好が形成されるのは、大体が学生時代です。
ひと昔前の学生時代は、校則で下着の色は白と指定されていることが多かったです。
短いスカートを穿く生徒もいたので、ラッキースケベ的に見る機会は白が多かった、というのが理由の一つとして考えられます。
大人になると、私服の短いスカートはダサいという感覚の女性が増え、ラッキースケベの機会が減るのも原因の一つと言えるかもしれません。
また、「女性は白い下着」という幻想を抱いている男性が多いせいか、アニメやアダルト動画でも白い下着が採用されるケースが多く、そういった作品に目が慣らされた人は下着=白みたいな認識を植え付けられることが多いです。
家族に女性が多かったり、女性と大人な関係にある人であれば理解はしていると思いますが、「下着といえば白」というのが幻想であるということを、男性はしっかり認識しておくべきだと思います。
さて、以上は前置きのようなもので、今回の主題は別に用意しています。
まずは男性向けということで、軽いジャブから。
知らない男性は少ないと思いますが、女性下着の中にはガーターというものがあります(男性用もありますが)。
正確にはガーターベルトといい、ストッキングや靴下などが下がらないように止めるために存在しています。
大変色っぽいので好きな人も結構いると思いますが、一部に着用順番を正確に知らない人がいます。
ガーターベルトは基本的に、ショーツ、パンツを穿く前に装着します。
理由は考えればすぐわかることなのですが、トイレなどで脱ぐ際にベルトを外さなくてよくなるからです。
このことを知らない男性は意外といます。
イラストレーターさんの中にもこれを知らず、パンツの上からガーターベルトを装着させている人がいますからね……
逆に正しい装着をしているのに、「なんでパンツの下にガーターつけてるの?」とか口に出して童貞扱いされている人を見たことがあります。
ただ、モデルさんなんかはガーターベルトのデザインを強調するために、敢えて上に装着していることもありますし、わざわざ毎回ベルトを外す人もいますので、絶対にパンツより先に装着するというワケではありません。
イラストレーターさんはそういった画像を参考にイラストを描いてる可能性もあるので、童貞扱いはしないであげてくださいね。
次に女性向けになりますが、男性のパンツに穴が空いていることはご存知でしょうか。
まあ女性のパンツにも一部空いているものがありますが、それは大人向けなので例外とします。
家族の下着を洗濯をしたことのある女性であれば、パンツの穴についてはご存知だと思います。
何故付いてるか? 当然ですが用を足すためです。ズボンのチャックと同じですね。
ですが、この穴が実はあまり使われていないということを女性はあまり知らないと思います。
折角穴が空いてるのに何故使わないんだ? と思うかもしれませんが、一番の理由は面倒だからです。
というのも、男性ならわかると思いますが、パンツの穴はメーカーや種類によって色々違っていたりします。
その関係でズボンのチャックを下げたら、すぐそこにパンツの穴があるとは限らないのです。
これは切羽詰まっているときや、さっさと小便を済ませたいときに煩わしいもので、ズボンの穴は使うが、その後のパンツは穴を使わず下げて用を足すということが多々あります。
さらに言うと、パンツの穴にボタン付きのまで存在して、そんなの外してられねぇ俺は出すぞ! ってなってしまうのです。
もちろん、真面目にパンツの穴を使っている人もいますので、そこは誤解しないようにしてください。
また、特殊なケース(尿瓶などを使う場合など)ではパンツの穴も便利ですので、無くてもいいよということにはなりません。
ただ、あまり使われていないのは間違いなく、穴の空いてないパンツも売られていたりします。
親の躾けで(小便をこぼすから)、男性でも座って小便するように育てられた人もいたりするので、そういったユーザー向けに作られている場合もあるようですね。
今回は以上になります。
前回ほどのインパクトはなかったと思いますが、知らなかったという人も多いのではないでしょうか。
不定期更新ですので次があるかはわかりませんが、コレクション化しておきますので前回を読んでいない人はソチラから確認してみてくださいね。
異性の知らないかもしれないお話 ー下着編ー 九傷 @Konokizu2
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