駅
付き合って数日、あいつ今何しているんだろうな〜
前までは後輩として見ていたから気にならなかったが、最近はどうも気になってしまう、気晴らしに外に出かけついでに広告で見た新作ハンバーガーを買うため駅の近くにあるワックによることにした。
「いらっしゃいませ、ご注文は何になさいますか?」
「じゃあ、お持ち帰りで新作ハンバーガーでお願いします」
「お会計は200円です」
お会計を終え、ハンバーガーを受け取った。
今日は天気もいいし、公園で食べようとワックを出ると、目の前に知らない若くて俺とは比べ物にならないくらいイケメンな男と後輩が歩いていた。
後輩と歩いている男性は、誰だ?
別に他の男性と歩いていてもいいけど、なにか嫌な気持ちになり後をいつの間にか後をつけていた。
後輩と知らない男と歩いているの着けていくと、駅のホームに入って行ったのを確認したのちこっそりと駅のホームに後をつけると、ホームの中には後輩の姿がいなく少し前に進むと、後輩と歩いていたイケメンが改札に入っていたが、後輩は居ない。
まさか、後輩は電車の席を取るために...
などと、考えていると後ろから迫る足音がした。
後ろを振り返ってみると、そこにはニヤついた顔をした後輩が後ろにはいた。
「先輩~どうしてこんなとこにいるんです~」
「いや、何となくだよ、偶然に...」
「ほんとですか~」
偶然会ったとは、不自然すぎる。
休日はいつもゴロゴロしている自分には通用しないいいわけである。
なので潔く...
「実際には森本の隣にいるイケメンの男性と歩いているのが気になって」
「そうですか~そうですか~嫉妬ですか~」
「嫉妬かもな」
「可愛いですね~あの男性はお兄ちゃんですよ~今日帰るのでお見送りしたんです」
後輩の後をつけたのを冷静になった今になって恥ずかしくなった。
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